【窮すれば通ず】もう夏休み最終日なのに宿題が終わってない!1日でどうにか…/やばいことわざ②

文芸・カルチャー

公開日:2020/8/9

ことわざは先人たちの知恵の宝庫。「なんでわかったの?」と聞きたくなるほど、今の自分をぴったり言い当てられていることも! 予言されているようで「やばい」ことわざを、使い方と子どもあるあるを添えてご紹介します。

やばいことわざ
『やばいことわざ』(齋藤孝:監修/アスコム)

窮すれば通ず

やばいことわざ p.48

 絶体絶命の大ピンチ! そんなときほど道が開け、解決できるものだという意味だよ。そんなに心配しなくていい、行き詰まった状態は必ず変わると大昔に予言されているんだ。

 実はこれは、古代中国の超有名な占いの書『易経』の言葉に基づいている。すべてのものは変化するから、ピンチな状態だって例外じゃない。

 宿題をやらずに、夏休み最終日になってしまった! そんなやばすぎる状況も、どうにかなるかも(このピンチは避けられたはずだけどね)。

使い方
「オーディションの課題が当日に変わったんだって?」
「でも、突然アイデアがひらめいて合格できたの。窮すれば通ずだね」

予言された君へ!
追い込まれると力が出るけど、それまで何もしないのはダメ!

<第3回に続く>