仮想マシンをよく使う/SE女子の日常

ビジネス

公開日:2020/8/25

 システム開発の現場では、複数のOSを動かして作業をすることもしばしば。1台のパソコンで複数のOSを動かす“裏技”について、元システムエンジニア(SE)で漫画家のぞえさんが紹介します。

仮想マシンをよく使う/SE女子の日常
絵:ぞえ

【登場人物紹介】

仮想マシンをよく使う/SE女子の日常

 

仮想マシンをよく使う/SE女子の日常
絵:ぞえ

仮想マシンをよく使う/SE女子の日常
新しくパソコンを用意しなくても別のOSが動かせるから便利なんだよ〜。

仮想マシンをよく使う/SE女子の日常
普段使っているパソコンで別のOSが動くだなんて、不思議ですね!

仮想マシンには高いスペックが必要

 Windows、Mac、Linux……。それぞれのOSは、できることや適していることが異なります。

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 「手元にはWindowsパソコンしかないけれど、Linux OSも動かしたい」というケースが、システムエンジニアの仕事では結構あります。

 そんなときに使うのが、仮想マシンです。

 しかし、ちょっとLinux OSを試してみる分には問題ないのですが、がっつりビルドするとなるとWindowsパソコンの動作に影響が出ます。

 仮想マシンでビルドしながらWindowsで資料を作るなんて、よほどスペックの良いパソコンでないと難しい……

 昔、業務でLinux OSが必要になるからと、先輩に言われるがままに仮想マシンを試してみましたが、スペックが足りずに結局新しいLinuxパソコンを用意することになりました。

 いくらパソコンが1台で済むとはいえ、業務に支障が出ては現実的ではないのです。

 業務で常に使うのであれば、個人的には物理的にパソコンを2台用意する方をオススメします。お試しで使ってみたり、たまに使う程度ならば仮想マシンでいいんですけどね。

漫画・文=ぞえ

ぞえ

週3勤務でシステムエンジニア、残りは漫画家・イラストレーターとして働いていた元・パラレルワーカー。2019年1月よりフリーランスに。体力がなく、疲れやすい自分でも好きなことをするための方法を探求している。2020年4月に『SE女子の日常』(ふりにちブックス)を刊行。

Blog:「ふりにち」