『週刊ツリメ』「コロナ禍で夏休みが短縮⁉」

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更新日:2020/9/2

週刊ツリメ

 我らの埼玉県熊谷市が日本一暑い街として火を吹き始めた。「39度!? お! 今年も熊谷暑いなぁ」と毎年の恒例行事としてテレビニュースを観ると夏がやってきたなと感じる。小さい頃、熊谷には家族と買い物によく行っていたが、あそこは町がサウナ部屋に囲われている様だ。歩けば歩くほど、地に汗が落ちるのだ。汗は熊谷の悪魔が正気を奪うかのようにボタボタ垂れる。まぁ自分が新陳代謝高め男子ってのもあるが、温度湿度が高めな場所だ。

 こんなことを言って熊谷のイメージダウンを狙っているつもりはない。蝉の声というのは日本の夏の風物詩に位置付けされるが、しかし熊谷市民にとって、埼玉県熊谷市の気温こそが「ミンーミンミンミン」に代わる物なのだ。彼らにとって街のジメジメと蒸し暑い空間は癖になる所なのかも知れない。ぜひ! 読者には一度行ってみて欲しい所だ。熱中症対策は十分する様に!

 皆さんにも「夏が来た!」と察知する瞬間があると思う。ごく一部の熊谷市民が気温とともに夏を迎える様に、学生にも“夏を捕まえる場面が”あると思う。個人的には夏休みを迎えると両手を空に広げたくなった。毎朝親に起こされる事なく好きな時間に起きる生活。親は仕事に行っているからゲームはやりたい放題! おばあちゃんは居たが、僕が何をしていても怒らない。お昼頃になるとおばあちゃんがお腹減ってるか聞きに来たな。

ば「ツリメご飯食べたかい?」
ツ「まだ食べてないよ。」
ば「それじゃあ簡単につくるよ」

と台所に向かい、肉じゃがとか作ってくれたな。今の生活では味わえないご飯だ。執筆していて恋しくなるのは、ただの休みではなく、このゲームカセットで遊んでいたなって記憶と共におばあちゃんとの何気ない思い出を作る時間だったのかも知れない。

 それに1カ月以上学校に行かなくていいのだ(笑)。自分が最上級のhappyを謳える時間だ。ところが今年の学生の夏休みは2週間程度しかないらしい。地域によって日数に違いはあれど他の年と比べれば少ない方だ。そもそもここ数十年で初の出来事ではないのか。それも全てコロナウイルスが原因だ。自分が学生だったら一生恨むところだ。

 それで今回はインスタグラムというスマホアプリの機能を利用して学生にアンケートを取ったのだ、「今年の夏は何をしているの?」と。この短期間の休みで彼らは何をして過ごしているのかツリメがこっそり覗いたよ。まずメッセージを沢山送ってくれてありがとう。視聴者には理由を言わずに聞いたから、まさか「週刊ツリメ」で私の夏は〇〇しているよーってのが公表されるのは知らないだろう。それはごめんなさい。

 お盆明けまで講義がある大学もあると聞いた。そして基本的にはオンライン授業らしい。僕からしたら大学行かなくてもいいんだ!毎日片道2時間以上の通学無くなる! とウキウキになるが、真剣に学びたい人が施設も使えない現状でお金だけを払っているのは可哀想だ。大学は学費を減額出来ないのかな? 例えばコロナ期間だけは単位数で学費を収める制度にしたら学生達の金銭面の不安を少しでも解消出来そうな気もする。アルバイトもコロナウイルスの影響でお店から解雇される実態もある。大学生の金銭面の問題は一番ネックになるのでは?

 その他には部活も休みになって家でゴロゴロしている人、家で課題に追われる人、お家デートで愛を育む人をちらほら見かけた。つまり外出している人があまり居なかったのだ。なんか寂しい夏だが仕方ないですね。もっとボンッキュボンのビキニを感じさせて欲しいよ!

執筆者プロフィール
ツリメ(byアバンティーズ)
埼玉県出身、年齢は23歳。チャンネル登録者数160万人超の人気グループ「アバンティーズ」のメンバー。
絵心はないがイラストを描くのが趣味で、メンバーからは「画伯」と呼ばれている。
ツイッター:@turime1996
インスタグラム:turime1996
アバンティーズ:YouTube