長さ? 太さ? 原材料? 「ウインナー」と「ソーセージ」の違いって?/毎日雑学

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更新日:2021/1/3

長さ? 太さ? 原材料? 結局「ウインナー」と「ソーセージ」の違いって?/毎日雑学

 身近なのに意外と知らない身の回りのモノの名前の由来や驚きの事実。オフィスで、家庭でちょっと自慢したくなる、知っておくだけでトクする雑学を、毎日1本お届けします!

 この雑学では、「ウインナー」と「ソーセージ」の違いについて解説します。

雑学クイズ問題

【ウインナーとソーセージは何が違う?】

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 A.長さ

 B.太さ

 C.違わない(ソーセージはウインナーの一種)

 D.違わない(ウインナーはソーセージの一種)

 答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

ウインナーとソーセージの違いって何なの!?

【ウインナーとソーセージって同じなんじゃないの?】

 皆さんはウインナーとソーセージの違いって説明できますか?

 普段から日本の食卓にも欠かせないウインナーやソーセージですが、その違いがわからずに食べている方がほとんどではないでしょうか。少し考えてみても、やっぱり同じなんじゃないの? と思ってしまいますよね…。今回はそんなウインナーとソーセージの違いについて簡単に解説します。

 この記事を読んで、次に「ウインナー」や「ソーセージ」を食べた時には、ぜひこの記事で学んだ雑学について披露してみてくださいね。それでは、さっそくその違いについてふれていきましょう!

【実はウインナーはソーセージの一種!?】

 まずウインナーについて調べてみると、実は「ウインナーソーセージ」の略であり、ソーセージの一種であることがわかりました。一口にソーセージといっても、魚肉ソーセージなどもありますし、色々な種類がありますね。

 そう考えると「ウインナー」が「ソーセージ」の一種であることは納得できます。それでは、「ソーセージ」とは何なのでしょうか?

「ソーセージ」は、肉を挽肉にして味付けなどをしたうえで腸などに詰めたものの総称です。挽肉を腸に詰めたものを見た時には、とりあえず「ソーセージ」と言って間違いないということですね。

 先ほど、色々な「ソーセージ」があると説明しましたが、具体的にはどのように呼び方を分けているのでしょうか。以前は、「何の動物の腸に詰めるか」によって呼び方が異なっていたそうです。しかし、昨今では人工の皮(ケーシング)に詰められていることが多いため、この呼び分けではなくなりました。最近では、この人工の皮(ケーシング)の「太さ」によって呼び方を変えているそうです。

 では、その具体的な太さなどを挙げながら、色々な種類のソーセージを紹介しましょう。

長さ? 太さ? 原材料? 結局「ウインナー」と「ソーセージ」の違いって?/毎日雑学

●ウインナーソーセージ

 昔は羊の腸に挽肉を詰めたものをウインナーソーセージと呼んでいたそうです。しかし、今では20mm未満の太さのソーセージのことをウインナーソーセージと呼びます。

●フランクフルトソーセージ

 昔は豚の腸に挽肉を詰めたものをフランクフルトソーセージを読んでいたそうです。今では、太さが20~36mmのソーセージのことをフランクフルトソーセージと呼んでいます。

●ボロニアソーセージ

 昔は牛の腸に挽肉を詰めたものボロニアソーセージと呼んでいました。今では、太さが36mm以上のソーセージをボロニアソーセージと呼びます。

 続いては、太さ以外で区別されているソーセージについて紹介しましょう。

●チョリソー

 チョリソーと聞くと「辛いソーセージ?」とイメージする人が多いのではないでしょうか。しかし、チョリソーの本場であるスペインのチョリソーは、辛みが少ないそうです。では、何をもってして「チョリソー」と呼ぶのでしょうか?

 実は「挽肉ではなく、刻んだ豚肉を使う」のが本来のチョリソーの定義だそうです。チョリソーが「辛いもの」として伝わったのは、メキシコ経由で伝わってきたためとされています。

●ドライソーセージ

 ドライソーセージの具体例としては「サラミ」や「カルパス」が挙げられます。水分量が35%以下だと「サラミ」と呼ばれ、水分量が55%以下のものは「カルパス」と呼ばれます。

●魚肉ソーセージ

 実は魚肉ソーセージは日本オリジナルのソーセージです。魚肉ソーセージはスケトウダラなどの冷凍すり身50~60%に、豚脂、調味料と香辛料を混ぜ、練り合わせたものを指します。歴史は意外と古く、大正時代から魚肉ソーセージが存在していたそうです。

 それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

 雑学クイズ問題の答えは「D.違わない(ウインナーはソーセージの一種)」でした!

 

まとめ

 ウインナーとソーセージに違いはなく、ウインナーは「ウインナーソーセージ」の略で、ソーセージの一種である。

 以前は何の動物の腸に挽肉を詰めるのかによって呼び方を区別していた。

 しかし今は人口の皮(ケージング)を使用するようになったため、太さで区別している。

 ウインナーソーセージが20mm未満、フランクフルトソーセージが20~36mm、ボロニアソーセージが36mm以上である。

 他には、チョリソー、サラミ、カルパス、魚肉ソーセージなどが挙げられる。

※提供している情報には諸説ある場合があります。ご了承ください。

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※この記事は雑学.comから提供を受け作成しています。