行政書士になるにはどうしたらいい?/行政書士 はじめの一歩【TAC】③

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公開日:2020/11/11

行政書士になるのはどうすればいいの?――初めて行政書士試験を目指す人に向けて、資格の概要から学習方法、試験の攻略法までを、TAC出版がわかりやすく解説。行政書士試験合格への「確かな一歩」を踏み出しましょう(第3回)。

行政書士になるまでの流れを“ざっくり”と知ろう!

行政書士試験に合格して、未成年者や刑の執行猶予中などといった欠格事由に当てはまらない人が、日本行政書士会連合会に名簿登録・都道府県行政書士会に入会することで、“晴れて”行政書士として登録されることになります。

なお、弁護士や税理士といった、行政書士法に定められている資格を持っている人や、一定期間お役所で働いていた人も、登録することで行政書士になれます。

ちなみに、登録するときには、登録免許税・手数料・入会金などで、都道府県によって金額は異なりますが20~30万円ほどのお金が掛かります。

行政書士試験はいつあるの? 難しいの?

行政書士試験は、毎年1回、11月第2日曜日にあります。今年(令和2年度)だと11月8日ですね。

受験資格は何もなく、年齢・学歴・国籍などに関係なく、誰でも受験することができます。ちなみに、令和元年度(2019年)試験の受験申込者の最年長は95歳、最年少は12歳でした。

直近10年間の合格率の平均は、約10%です。合格率が一番低かったのは平成22年度(2010年)の6.6%、一番高かったのは平成29年度(2017年)の15.7%でした。

公認会計士や司法書士のような超難関資格ではありませんが、それなりにしっかりと勉強しなければならない、なかなかの難関資格だといえるかもしれません。

行政書士試験には何が出題されるの?

試験科目は、法令(等)と一般知識(等)の2つに大きく分けることができます。

法令科目は、①憲法、②行政法、③民法、④商法、⑤基礎法学の5つに分かれています。

一般知識科目は、①政治・経済・社会、②情報通信・個人情報保護、③文章理解の3つに分かれています(※各科目の概要は、第4回でご紹介します)

出題形式は、5つの選択肢から1つを選ぶ「5肢択一式」(配点は4点)、4つの空欄に入る語句を20の選択肢から選ぶ「多肢選択式」(配点は空欄1つで2点、1問で8点)、問題文(設例)に対する解答を40字程度で記述する「記述式」(配点は20点)の3つがあります。

合格基準は、法令等で50%以上、一般知識等で40%以上、試験全体で満点(300点)の60%以上の得点で、合格となります。非常に明確な合格基準といえるのではないでしょうか。

※本記事は『みんなが欲しかった!行政書士 合格へのはじめの一歩』の内容を読みやすく再編集しております。

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