ちょっとしたことが気になる… 月経前は心身のダブルケアを!/これってホルモンのしわざだったのね⑨

健康・美容

公開日:2020/11/17

感情の浮き沈みや体の不調、変化に直面すると「私ってどこか変なのかな?」と不安になりませんか? でも、それらは全部「ホルモン」のせいだったとしたら――。日常生活の中で起こりがちな不調の原因と、実践しやすい対策を婦人科医師がわかりやすく解説します!

これってホルモンのしわざだったのね 女性ホルモンと上手に付き合うコツ
『これってホルモンのしわざだったのね 女性ホルモンと上手に付き合うコツ』(松村圭子/池田書店)

ちょっとしたことが気になる

[原因]

排卵後〜月経前は感情の高ぶりをセルフコントロールしにくい時期。もともと神経質・せっかちな性格の人は、この時期になると、いつにも増して些細なことが気になって仕方なくなります。

[対処法]

①「ま、いっか」と口にする
②大豆イソフラボンでメンタルケア

これってホルモンのしわざだったのね 女性ホルモンと上手に付き合うコツ

[ポイント]

感情面のトラブルだけでなく、喉や胸が詰まったような感じがすることも。顔だけカーッと熱くなってのぼせたり、くよくよ悩んで眠れなくなったりなど、身体的な症状をともなうことも多いので、心身ダブルのケアを。

対処法①「ま、いっか」と口にする

物事の見方を変えて時には図太くなる

 女性ホルモンの波が激しいときは、心に余裕がなくなりがち。ちょっとしたことでマイナスの感情が高まります。

 もともと性格的にこだわりが強かったり、細かいことが気になったりする人は、そうでない人より導火線が短いので、排卵後〜月経前は注意が必要です。

 いろいろなことが目につくときは深呼吸してから「ま、いっか」と口に出してみて。一旦落ち着き、その場の状況や相手をポジティブに認めることで、無駄な衝突を避けられます。

これってホルモンのしわざだったのね 女性ホルモンと上手に付き合うコツ

対処法②大豆イソフラボンでメンタルケア

大豆イソフラボンは心の安定に役立つ

 大豆製品に多く含まれる〝大豆イソフラボン〞は、エストロゲンとよく似た分子構造をしています。そのため、エストロゲンをキャッチする受容体が勘違いして受け取り、エストロゲンのような働きを発揮します。

 大豆イソフラボンの効果はエストロゲンの400分の1程度とおだやかなものですが、エストロゲンが激減している月経前や月経期には頼もしい存在。

 味噌や豆腐、きな粉、豆乳、油あげなど、大豆でできた食材をとることを心がけて。

[大豆イソフラボンの働き]

①心をおだやかにする
エストロゲンの激減する時期に補うことで、気分の変動も防止!

②コレステロールを減らす
大豆イソフラボンは悪玉コレステロールを減らし、生活習慣病の予防も!

③肌の弾力もアップする
肌をきれいにするコラーゲンを増やして弾力アップ。シワの改善も!

これってホルモンのしわざだったのね 女性ホルモンと上手に付き合うコツ

[大豆イソフラボンがとれる食材]

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GOOD
お昼にインスタント味噌汁を飲む。コーヒーに入れる牛乳を豆乳にする。ちょっとした心がけで大豆はとれる!

MINI COLUMN

大量摂取はNG?
普通に食事で摂取するには問題ありませんが、サプリメントなどで大豆イソフラボンを大量摂取するのはNG。ホルモンの受容体には限りがあるため、とり過ぎると奪い合いが起きてしまいます。特に本家エストロゲンが活発に分泌される月経後の摂取は控えめに!

続きは本書でお楽しみください。

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