腹式呼吸でダイエット! 呼吸で血液循環が良くなれば、脂肪が燃焼しやすくなる/一流が実践する人生を変える呼吸法⑥

健康・美容

公開日:2020/11/17

正しい呼吸法で心身を整え、代謝を上げよう! 一流のスポーツ選手や数多くの芸能人も実践している、人生を変える呼吸法。自律神経をリラックスさせ、腹横筋、肩甲骨などの体幹部や臓器を活性化する呼吸法をご紹介します。

一流が実践する人生を変える呼吸法
『一流が実践する人生を変える呼吸法 ~代謝が上がるだけで、パフォーマンスは飛躍的にアップする~』(宮崎裕樹/日本文芸社)

脂肪燃焼をさせてダイエットするには呼吸で酸素を取り入れる!

一流が実践する人生を変える呼吸法

過度な食事制限はおすすめしない

 誰しも一度はダイエットをしようと決意し実行したけど失敗した……。という経験があるのではないでしょうか。

 ダイエットをするときに思い浮かぶ方法は主に2つ。食事と運動です。食事は、摂取カロリーを減らすというのが一般的で、他にも糖質オフダイエットなどがあります。実際に、ダイエットには食事でのカロリーコントロールは必須です。ただし、食事量を極端に減らす、糖質をまったく摂らないというのは、体の不調を招いてしまいます。食事は生きるうえでのエネルギーですので、過度な食事制限はおすすめしません。ダイエット中でも、バランス良く献立を考えて、無理をせずに食事するようにしましょう。食事のコントロールよりも、メンタルのコントロールが重要になります。

脂肪を燃焼させるには温度が大事!

 実際にダイエットのために実践したいのは運動です。この場合、摂取カロリーより消費カロリーを増やして体重を減らしていくのですが、運動をすることで脂肪燃焼という効果を得るのです。

 お腹まわりなど体についている脂肪は、過剰なエネルギー摂取によって体に貯臓されたものです。無駄に蓄えられた余分な脂肪は燃やしてなくさなければなりません。この燃やす作業が運動です。運動を取り入れて血液循環を良くして筋肉の温度を上げる必要があります。

 例えば、ステーキを焼いたとして、鉄板の上で肉を焼くとまず油が溶け出すはずです。油が溶け出すのは温度が高いからですよね。それと同じことが体にも言えます。脂肪を燃やすためには、温度が高いほうが良いのです。無駄な脂肪のまわりの筋肉の温度を上げれば脂肪が燃焼されると言うわけです。

 筋肉はエネルギーを消費して体を活動させる車のエンジンのようなものです。エンジンが大きければ、それだけ消費するエネルギーも多くなります。筋肉をつけることがダイエットに良いと言われる所以はここにあります。

 過度な食事制限のみで摂取カロリーを減らしてしまうと、筋肉が減ってしまいます。脂肪を燃焼させてくれる筋肉がなければ、そうそうダイエットにはなりません。食事制限で痩せたと思っている人は、筋肉量が減っただけです。

 前述しましたが、筋肉は体を動かすエンジンです。エンジンを小さくしすぎてしまうと活動することができなくなります。生命の危険も出てくるので注意してください。

脂肪を流す血管を太く強くする

 筋肉の温度を高めるには、血液循環を良くすると話しましたが、血流を上げるためには「呼吸」が必要です。

 息を吸って酸素を体内に取り入れますが、酸素は燃焼を助けてくれます。バーベキューなどで火起こしをするとき、木炭や木だけでは燃えません。酸素を送ることで火がつくのです。体も同じで、酸素を吸った状態で運動をすると、脂肪が燃焼しやすくなるのです。

 さて、燃焼され溶け出した脂肪はどこにいくと思いますか? じつは、血流で除去することになります。この脂肪の除去がスムーズに流れないと、脂肪は体に残ったままになります。そのため、血管は強く太いほうが良いのです。

 血管を太くするには、筋肉の活動がポイントです。筋肉が鍛えられることで、筋肉の温度が上がり、血液循環が向上し血管が強化されます。運動に呼吸をプラスすることの効果は、とても理にかなっています。

 ダイエットにおすすめしたい運動は、まず呼吸を使ったエクササイズ(筋トレや動的ストレッチ)です。ここで筋温を上げて血液循環を良くします。その後、ウォーキングやジョギング、自転車などの有酸素運動で心拍数を少し上げて、溶け出した脂肪を一気に流します。有酸素運動は、20〜30分。集中が持続する時間でOK です。運動時間が長すぎてストレスを感じると、脂肪燃焼効果は薄れることを知っておきましょう。

<第7回に続く>

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