柔軟性がアップするとなぜダイエットにつながるの? 真っ先にすべきはお腹のストレッチ/1日1ページで痩せる ダイエット最強の教科書⑥

健康・美容

公開日:2020/12/9

『TARZAN』『世界一やせるスクワット』監修のトレーナーによるダイエット本! 1日1ページの課題をこなしていくうちにビックリするほど体が変わっていきます。今までにない、簡単かつ最強のダイエット法をご紹介します。

1日1ページで痩せる ダイエット最強の教科書
『1日1ページで痩せる ダイエット最強の教科書』(坂詰真二/日本文芸社)

Day 6 運動

真っ先にやるべき運動はお腹のストレッチ

Point
・柔軟性を高めて日常の運動量を増やす
・ストレッチで心身をリラックス
姿勢を整えるだけで即! 痩せ見え効果

正しいストレッチで柔軟性をアップ

 ストレッチには、直接的に体脂肪を燃焼する効果はありませんし、筋肉を増やして代謝を上げる効果もありません。それでも運動の中で真っ先にやるべきなのはストレッチです。

 ストレッチをおすすめする第一の理由は、筋肉をほぐすことにより柔軟性が高まり、と体を動かすのが楽になって疲れにくくなることです。そうするとこまめに動けるようになるので、着替えや入浴、買い物や通勤など、日常生活で体を動かすことで消費するエネルギー、NEAT(非運動性身体活動代謝)が増えるのです。柔軟性が高いと筋トレの効果もアップします。

 第二の理由は、ストレッチによって心身がリラックスしストレスを解消できることです。Day4で話したように人は過剰なストレス、長期間のストレスを受け続けると、それを和らげようと食べ過ぎてしまうもの。ストレッチで過食を抑えましょう。

お腹を伸ばして姿勢を整える

 また筋肉をほぐすと姿勢が整い、メリハリのある若々しい体型を手に入れることもできます。特に大事なのは、お腹の筋肉。腹筋は日常生活で伸ばすことが少ないため硬くなりやすく、これを放置するとぽっこりと下腹が出たり、猫背になったりと老けて見えるようになってしまいます。ストレッチは即効性があるので、姿勢は整えやすくこれが自信につながりもします。次ページのストレッチで腹筋の柔軟性を取り戻し、ぽっこりお腹を解消し、背すじの伸びた美しい姿勢を手に入れましょう。

お腹のストレッチ

硬くなりやすい腹筋(腹直筋)を伸ばすことで、猫背やぽっこり突き出た下腹の解消につながります。
今日から始めて毎日の習慣にしましょう!

10秒×1~3セット

1日1ページで痩せる ダイエット最強の教科書

1 床にうつぶせになる。脇をしめて肘を曲げ、手を顔の横に置く。

1日1ページで痩せる ダイエット最強の教科書

2 上半身をゆっくりと反らせて正面を見る。楽に呼吸をしながら10秒キープ。

<第7回に続く>

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