『週刊ツリメ』「2020年、厄年だった僕が発表する災難ランキングBEST1は?」

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公開日:2020/12/4

週刊ツリメ

 こないだフットサルをした。コロナウイルスの流行によって家にいる時間が多く、体を動かすタイミングがないのだが、そもそもインドア人間だから別にウイルス関係なく、常に自宅にいます。それでもずっと室内にいてゴロゴロしているのも身体に悪いし、友人に誘われた事だから「まぁ、久々に体動かすか」と軽い感じでOKしたんだ。

 向かってる途中で不思議とやる気のモチベーションが上がって張り切っちゃってさ、大会に挑む気持ちでピッチに立ったんだ。プロ選手並みの意気込みだが、足が重くてぜんっぜん走れなかった。予想以上に動けなく、チーム内でトップの活躍を見せつけるつもりが、チーム一の足手纏いの選手になってしまった。

 開始5分で膝は地面に付き、息はゼェーゼェーで心臓もバクバクだ。不甲斐ない気持ちで一杯だった。それでも男として泥臭くても構わないから良い姿を見せたい、要はカッコつけたい欲が抑えきれずプレーを再開したのだ。動き出した直後、僕が走っている目の前に絶妙なパスを仲間が出してくれた。今まで活躍していないツリメにチャンス到来だ! きっとお涙頂戴オーラを放っていたお陰で仕方なくボールをくれたのだろう。後は蹴ればゴールというシーンだった。「変な事は考えるな」「ゴールする事だけに集中しろ」そう己に言い聞かせ、豪快に右足を振りかぶった。普通なら1点決めて喜んでいるんだけど、僕は地面に横たわっていた。あれれ? おかしいな、ボールも枠外にコロコロ転がっている。後ろの方からはクスクスと笑い声が微かに僕の耳に届く。

 僕はただ走りながらすってんころりんしただけで、蹴った想像をしていただけだった。実際に起きた事はのび太君がドラえもんに助けを求める前に起こりうるようなポンコツシーンだった。その後は助け舟がある筈もなく、試合が続行された。しかも転んだ際に左手の人差し指を地面に強く打ってしまい、突き指をしてしまった。この話を災難ランキング第3位にしておこう。

 今年は厄年らしい。年初めに厄払いはしたんだけど、8月の中旬にコロナウイルスに感染してしまいました。当然、第1位です。全国全ての神社に足を運んで2020年に備えておけば良かったと後悔している。そもそも誰が厄年という概念を考えたんだ。17年後の42歳にまた本厄が再来するうえに、大厄という新たな災難が襲ってくるとネットが言っている。おいおい、次は何ウイルスだ? 入院して尿管に管を入れられるのは御免だ。

 現在は2020年の12月上旬、まだ今年は終了してないから散歩中に地面の底が落ちないか心配だ。厄年人間の末路はここまで妄想します。ちなみに第2位は数カ月経っても人差し指が痛い事です。しかも日に日に痛みが強くなって焦っています。流石に病院で診察して貰うか迷い中ですが、家から出るのがめんどいです。

執筆者プロフィール
ツリメ(byアバンティーズ)
埼玉県出身、年齢は23歳。チャンネル登録者数160万人超の人気グループ「アバンティーズ」のメンバー。
絵心はないがイラストを描くのが趣味で、メンバーからは「画伯」と呼ばれている。
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