『週刊ツリメ』「もしも突然YouTubeが無くなったらどうする!?」

エンタメ

公開日:2020/12/18

週刊ツリメ

 梅雨の雨が嫌らしい感じで家の屋根を叩いてポツポツと音を鳴らしている。おてんとさまの光が雲で遮られている早朝。ブーっと鳴ったスマホに一通の通知が入った。いつも様に何のメッセージかチェックをした。そこには、

 「本日でYouTubeのサービスが終了」

 もしもそんな日がやってきたら、ゲラゲラ笑いながら大空を見上げ、絶望と虚無感の雨に打たれる筈だ。しかし天下のGoogle様がそんな事態を起こすような事はしない。仮に終わるにしても事前に世間へ伝えるくらいはする。急に終了で〜す、なんて言われたら生活できなくなるしなぁ。次の職を探すまで、もやし生活のスタートだね!

 少し前にYouTubeが突然開けなくなったのよ。その時はシステムの不具合だったんだけど、「もしこのままずっと復旧しなかったら職場を失うな」と思って動揺したのを覚えている。これまで築き上げてきた動画が消える恐ろしさ、何よりファンの楽しむ広場が封鎖され、とても悲しむ姿が目に映りますね。これがデジタル世界、最大のデメリットかも知れない。中には好きな動画をダウンロードして自分のタイミングで視聴出来る人もいるかもしれないが、そうマメな方は滅多にいないし、普通に検索して観る人が大半だしなぁ。視聴者側は悲しい想いをするだけでメリットなんかないよね。

 逆にYouTuber側はどんな動きをするか考えてみた。とりあえずヒカキンさんはお墓で眠るまでのお金はあるから安泰だろうけどツリメはそうはいかない。とりあえず1年間は自分探しの旅に出る。とりあえず国内をうろちょろ彷徨って貯金の2割消えたくらいで家に帰宅。そこから就活かアバンティーズとしてどう活動するかを自分の中で議論する。ツリメとリトルツリメで激しい言い合い合戦が起きるなぁ。「やっぱ安定を求めて就職すべきだよ」とツリメが言い、「ここにきてそれはないだろう。今までの努力を水に流すのか?」とリトルツリメが反論しだす。やっぱ己の事を考察すると、こういった思考の流れになるだろうなと予想が付く。他のYouTuberの人も同じで急ぎで仕事を求める人もいれば、休止してから活動を改める人もいるかも。

 月々に懐に入ってくる給料は変動し、毎月同じ金額はありえない。収入は下がるか上がるかのどっちかで、なかなか不安定な職業だもんでね? 就職活動をするか否かの議論は必ず出てくる。きっと親も心配して「もう就職しなさい」とお願いされるかも知れない。それでも僕は「YouTuberでいます」と答える自信がある。自分の天職をそんな簡単に手放さないし、もし本当の本当にYouTubeが消えて無くなったら、頑張ってプログラミング覚えて「ツリTube」ってサービス作ろうかな(まったく人が集まらない気しかしないな)。

執筆者プロフィール
ツリメ(byアバンティーズ)
埼玉県出身、年齢は23歳。チャンネル登録者数160万人超の人気グループ「アバンティーズ」のメンバー。
絵心はないがイラストを描くのが趣味で、メンバーからは「画伯」と呼ばれている。
ツイッター:@turime1996
インスタグラム:turime1996
アバンティーズ:YouTube