『週刊ツリメ』「連載がスタートして3年経つらしい」

エンタメ

公開日:2021/1/15

週刊ツリメ

 3月2日でこの連載が3年目を迎えるっぽい。過去を遡ると1周年、2周年と祝福記事が見当たらなかったのだ(書いていなかった)…全然自分を祝っていない! これは損をしている気がしてならない。何故かというとアイドルの「結成何周年おめでとう!皆んな大好きだよ~」とか、バンドなら「メジャデビューしてから何年経ったぜ! ギュイーン(ギターの音)」など、それを全面に出す事でファンが気持ちをアーティストに伝える場を提供できる。さらに応援したくなる欲が倍増し、気持ちを受け取った側も頑張ろうとWinwinの関係を保てるではないか!

 読者の反応を想像しよう。「あれ? もう3年経ったの! ビックリたまげるわ」と喜びじゃなくて時の流れに関心がいってしまっている。鏡で己のつらを見て老けたなぁとか、3年前に戻って青春してぇとか、人間の劣化にスポットライトが当たってツリメを祝う事なんて忘れているはずだ。その後に「あ、ツリメさんにメッセージ送んなきゃ」と焦って送るのが目に浮かぶ。これじゃあどちらにも得がないじゃないか。

 本業のアバンティーズでも、8周年の時だけ生放送をしてファンらと祝ったが、それ以外で大々的にお祝いをした記憶がない事を読者にお伝えします。重大なお祝い事をど忘れして活動をしてきたのを謝罪したい。なんなら8やって何で9はやらなかったの? と質問されても「すいませんでした。忘れていました。僕ら1日1時間しか頭使ってないです」と素直にお答えするしかない。しかし今年の7月に10周年を迎えるのだが、それはちゃんと意識してやっております。10年前から応援してくれているファンがいたらシワの増えた数は1個2個じゃないだろうな…おっと失礼。

 ひょんな事から始まった週刊ツリメだが、3年も続くとは思わなかった。自分が半年くらいでギブアップを申し出るのを想定していたからね。たまに連載を休む癖があるけど、継続は大事なりですな。知的に見えるし利口にも映るじゃん? 女性からモテちゃう要素増えちゃったぁ(ごめんなさい調子に乗りました)。

 この連載のやりがいは? と聞かれたら、今以上に上手くなるのを自分自身で観戦することかな。1人の表現者として可能性が段々と広がっていくのが面白いんだ。あ、今一瞬思った! 爺さんになっても続けたい(ボケてなければの話)。それと死に際に今までの原稿用紙をまとめて土に埋めるんだ。それが200年後に発掘されて歴史の人になるのが死後の夢です。それを天国で眺めて「ツリメ有名になっているじゃん」というのがやりたい。発見者に「何この落書き」とボソッとつぶかれないように一つ一つの原稿のクオリティを上げるのが課題だ。

 がんばろっとー。

執筆者プロフィール
ツリメ(byアバンティーズ)
埼玉県出身、年齢は23歳。チャンネル登録者数160万人超の人気グループ「アバンティーズ」のメンバー。
絵心はないがイラストを描くのが趣味で、メンバーからは「画伯」と呼ばれている。
ツイッター:@turime1996
インスタグラム:turime1996
アバンティーズ:YouTube