『週刊ツリメ』「休日ルーティンとCoCo壱の温もり」

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公開日:2021/1/29

週刊ツリメ

 予定がない休日は正午過ぎに目が覚める。 実家暮らし時代は休みでも強引に親に起こされたものだ。「コラ! 何時まで寝てるんだ!」と掛け布団を無理やり引っ張られ、極寒の地に放り出された冬の朝を思い出す。あの時は不愉快な気持ちで起きていたが、学生の頃に遅刻をほぼしなかったのは家族のおかげ、マジ感謝。

 お昼に起きると常にタイミングよくお腹が空腹の合図を鳴らす。それに従うように寝ぼけながら出前アプリを開いて画面を眺める。都内だとご飯屋が多いからかなり迷うけど、最近行き着いた場所はカレーだ。写真と比べて食材が溶けている場合があるが、味は間違える事がない。しかしナンカレーは稀にハズレがあるので伝えておこう。たまにナンが雑巾みたいにふにゃふにゃしたり、カレーが独特の風味と地獄の辛さを纏ってデリバリーされる。ツリメが冒険家で、たまに味わったことのないお店で注文する癖があるのが原因だけど、そんな時は9割の確率で外れクジを引いてしまう。そんな訳で今日もCoCo壱のカレーを注文する(いつもベジタブルカレー)。

 出前を頼んだ後はロフトベットを降りる最中に金具に膝を当てるのが日課。ベッドの真下に空きスペースを作れると考えて買ったのだ。でも寝起きの階段降りは下山に近しいくらい危なかった。足元に注意しながら踏み出さないと足を滑らせてしまうのだ。あ!っと思った瞬間には体の一部を強くぶつけている(主に膝)。僕の部屋には山が置かれていると言っても過言ではないな。

 無事に下山をした後は洗面所に向かう。蛇口を捻ってから数分間、温水を待っている間に歯を磨いてグジュグジュをする。朝洗顔は石鹸を使わずに真水を使用する。僕みたいな敏感肌の人間は肌油分を落とし過ぎると肌荒れの原因になってしまうのだ。思春期の頃はニキビに悩んでずっと鏡で顔を眺めていたよ。ほんでヤケクソになって人差し指と中指でつぶしてしまう悪循環。若者の諸君よ、吹き出物に困ったら薬局ではなく皮膚科に行きたまえ(これはガチ、洗顔後のスキンケアも必須)。

 出前が来た。およそ20分程で商品が届いた。器の底を持つとまだ暖かく、CoCo壱の温もりを感じる。蓋を開けるとカレーの匂いが髪の毛に染み込むくらいの湯気が溢れ出る。それを鼻で吸い込んだ時の「カレーちゃん待ってました!」を全身で味わうのだ。そいで一口目は福神付けを食べる。「ちょいちょい! カレー食いや」とインドのカレー達人に怒られそうだが、ツリメは脳に「今からカレーを体に入れますよ〜」の信号を送るのだ。その後に一気にカレーライスを胃に入れる(3分くらいでご馳走様します、飲んでいます)

 その後はMy roomでダラダラタイムだ! キッチンに飲み物を取りに行くのがめんどいから、いろはすのペットボトル箱(24本入り)を毎月2個買って常備して部屋に籠ってますね。最近は「今際(いまわ)の国のアリス」ってドラマを皆んな大好きネットフリックスで観ているんだけど、ついこの間まで「いまさいの国のアリス」って読んでいたツリメ氏。恥ずかしさで誰にも言えませんでした。勇気を振り絞ってここで話しています。そんな感じで深夜になったらシャワーを浴びてスキンケアをして山を登って就寝するんだ。ツリメの休日ルーティンでした。ちなみに夕飯もCoCo壱って言うの忘れてた。

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執筆者プロフィール
ツリメ(byアバンティーズ)
埼玉県出身、年齢は23歳。チャンネル登録者数160万人超の人気グループ「アバンティーズ」のメンバー。
絵心はないがイラストを描くのが趣味で、メンバーからは「画伯」と呼ばれている。
ツイッター:@turime1996
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