あの人のこと本当に好き? 確かめるには自分の心に聞いてみよう/ほっといて欲しいけど、ひとりはいや。 寂しくなくて疲れない、あなたと私の適当に近い距離④

暮らし

公開日:2021/2/22

オトナになるほど複雑になっていく人間関係。近すぎても疲れるし、遠すぎても寂しい。重すぎてもしんどいし、軽すぎても不安。そんな面倒くさい心の存在を認めて、自分の感情を自分で尊重してあげよう。疲れた心のお守りになる一冊から厳選してご紹介します。

ほっといて欲しいけど、ひとりはいや。 寂しくなくて疲れない、あなたと私の適当に近い距離
『ほっといて欲しいけど、ひとりはいや。 寂しくなくて疲れない、あなたと私の適当に近い距離』(ダンシングスネイル:著、生田美保:訳/ CCCメディアハウス)

ほっといて欲しいけど、ひとりはいや。 寂しくなくて疲れない、あなたと私の適当に近い距離

ほっといて欲しいけど、ひとりはいや。 寂しくなくて疲れない、あなたと私の適当に近い距離

 人間関係を整理するためのリトマス紙として「面倒くさいかどうか」ほど優れたものはない。人は、多少面倒くさいことでも、好感を持っている相手となら喜んでやる傾向がある。もし、誰かさんと一緒に時間を過ごすことが面倒くさいかどうか、考えることすら面倒くさいとしたら? その人との縁は思い切って手放すときが来たのだ!

 

 選択と集中が何よりも重要な世の中。「ときめかないなら捨てろ」とも言うではないか。だから、遅々として進まない関係をいくつも抱えてぐずぐずしているよりは、「人間関係ミニマリスト」になったほうがよいのでは?

 もしかして、返信するのが面倒くさいメッセージがケータイにいくつもたまっていないだろうか。もしそうだったら、そのメッセージの送り主さんとの関係から整理を始めてみることをおすすめする。

<第5回に続く>

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