それは「負け」でも「逃げ」でもありません。弱っている人はとにかく自分を大切にして/不適合ガール③

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公開日:2021/4/17

人気美容系動画クリエイター・かわにしみきさん、初のエッセイ本!『不適合ガール 生きづらさを感じるあなたに贈る、自分の居場所の見つけ方』から厳選して全6回連載でお届けします。今回は第3回です。 「不適合」だった彼女が挫折を乗り越え、YouTuberの道にたどり着いた経験をもとに、「生きづらい自分のままでも最高に幸せになれるルール」を紹介します。


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不適合ガール
『不適合ガール 生きづらさを感じるあなたに贈る、自分の居場所の見つけ方』(かわにしみき/日本文芸社)

「不適合」な場所から離れることは「負け」でも「逃げ」でもない

 学校や仕事場に「行きたくない」と思う理由の一つに、人間関係が上手くいっていないという場合があると思います。

 その中でも特に深刻なのが、嫌がらせを受けたり、いじめの対象になってしまったりしているとき。

 いじめをしたりする人は、根本的に自分の人生に満足していない人が多いと思います。自分自身の人生に満足していないから、人にマイナスな言葉をかけたり、棘のある言葉で人を傷つけ、相手を下に見たりすることで自分自身を守っているんです。

 こういう時は、「自分はこういう人にはならないぞ」と反面教師にしてもいいですし、そもそも人を見下すことでしか満足できない人とは、こちらから距離を置いて「サヨナラ」でいいんです。それでも執着される場合は自分だけで解決しようとせず、周りの人に相談したり、法的措置を取ることも視野に入れてみてください。

 

 そして今、肉体的にも精神的にも弱っている人は、とにかく自分を大切にしてあげてください。今いる場所に留まることにこだわらず、環境を変えて自分が「適合」できる居場所を見つけましょう。

 学校や会社を休んだり、辞めたりすると負けた気持ちになるという人もいるかもしれないけど、そんなのは「負け」でも「逃げ」でもありません。責任感が強い人ほど自分を責めてしまうこともあるかと思いますが、心も体も弱って辛いときは、まずは自分のことを第一に考えてあげてください。

 責任感が強いのは素晴らしいことだけど、その責任も自分が居なくなったら無意味になってしまう。私たちは仕事や学校のために生きているのではなく、生きるために仕事や学校に行くんです。自分の心と体が限界のサインを出す前に、休んだり、環境を変えたりして、バランスを整えてあげることが大切です。

 

 心や体を壊してまでそこにいる必要なんて一つもない。自分を守れるのは自分だけだから、あなたの心はあなたしか守れない。自分を大切にしてあげてください。

不適合ガール

<第4回に続く>

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