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更新日:2013/12/20

「思わず旅に出たくなる本」 ベスト5

 
 夏もいよいよ本格的になり、そろそろ田舎への帰省や海外旅行などを考える人も多いのでは?移動中のちょっとした時間にページをめくって、知らない世界の物語の中を旅してみるというのも、ちょっとしたロマンだ。そこで、7月27日に実施したTwitter読書会#7では、「思わず旅に出たくなる本」をテーマに旅に携帯するのにおすすめの本や、自分が旅にでるきっかけになった本などを自由に語りあった。
(Twitter読書会#7のまとめはこちら)

 ここでは、読書会の司会“文学少女ゆりいか”(@yuriikaramo)が、参加者の意見をもとに「思わず旅に出たくなる本・マンガ」を5冊ずつピックアップし、ランキング形式で紹介していく。

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★小説・エッセイ★

◆ゆりいかのコメント
時雨沢恵一のライトノベルシリーズ。主人公のキノが言葉を話す二輪車のエルメスと様々な国を旅する物語で、一度読めばバイクでどこか遠くの国へ行ったみたいと誰しもが思うはず。

◆参加者のツイート:rnqrinq
王道、時雨沢恵一著書のキノの旅。少女が二輪車と淡々と旅をしていく中で些細な出来事、大きな事件が交互に起きるけれど、登場人物も展開も常にペースを崩さないので疲れず、飽きさせずにさらっと読めて、ふらっと出掛けたくなる不思議な本。

◆ゆりいかのコメント
バックパッカーのバイブルとして未だに多くの人に影響を与え続けている沢木耕太郎の小説。これと合わせて大沢たかおのドラマ版も見れば、あなたもアジアを旅したいと思ってしまうはず。

◆参加者のツイート:kokurono
既出かもだが、沢木耕太郎の深夜特急。影響されすぎて、この前、海外一人旅して来た。

◆ゆりいかのコメント
イタリアの都市トリエステを舞台に、ある家族についての思い出が綴られた作品集。須賀敦子独特の文体で描かれるトリエステの風景には言葉も思わず飲み込んでしまう。自分の目でトリエステの街並みをたしかめたくもなるようなエッセイ。

◆参加者のツイート:mint_sirop
旅に出たくなる本と言えば須賀敦子さんの「トリエステの坂道」。綺麗な風景を綺麗な日本語で書いてくれていてすごくお幸せ。

◆ゆりいかのコメント
他人の顔を憶えることが出来ない「僕」が井の頭公園から海まで、様々な人達と出会いながら歩くという物語。物語は実際の道のりに沿っているため、知った地名や店などが随所に見られる。夏のちょっとした小旅行にいかが?

◆参加者のツイート:pom24
『サマーバケーションEP』このルートを辿ったのは良い思い出。

◆ゆりいかのコメント
行商人の青年と狼の化身である少女ホロとの二人の旅を描いたライトノベル作品。とにかくホロがかわいい。ホロと一緒に旅がしたい。ホロとならどこへだって行ける。そんな風に思える作品だ。

◆参加者のツイート:ikue1164
面白いですよ! QT @missinghoi: さっそくそわそわしてきている。絵が可愛いので気になっていたが未読… RT @yuriikaramo: 今回人気になりそうRT @ikue1164: 王道かな『狼と香辛料』

★マンガ★

◆ゆりいかのコメント
天野こずえによる漫画作品。未来の火星にある観光都市ネオ・ヴェネツィアを舞台に、ウンディーネを目指す少女たちの日常が描かれている。四季によって変化する街の風景や、ゆったりとした時間の中で交わされる少女たちの温かい交流を読んでいれば、あたかも自分もネオ・ヴェネツィアを観光しているかのような気分になれる。

◆参加者のツイート:ren_s
ARIAという本がだいすきです。ARIAの中で灯里ちゃんたちが自分たちの日常を全肯定して生きてゆく様をみていると、僕も火星に行きたいなとおもいます。

◆ゆりいかのコメント
宮尾岳による漫画作品。自転車をめぐる様々な人たちの人生の悲喜こもごもが描かれており、その心温まるストーリーから、思わず自分も自転車でどこかに出かけたいと思わせてくれる。

◆参加者のツイート:Y_Kitamachi
漫画だけど『アオバ自転車店』シリーズ。俺も自転車で旅したいなあ。

◆ゆりいかのコメント
マンガ家にしてパスカルズというバンド活動も行なっている大竹サラのエッセイ漫画。アメリカやフランスなどで起きた体験談やその土地の風俗などについても紹介されており、ひとつひとつのエピソードが楽しい作品。

◆参加者のツイート:fig_nerico
大竹サラ『地球道草アンダンテ―ドリームランドexp.』 ミュージシャンでもある作者のエッセイ漫画。バンド活動をしながらの世界旅行は本当に楽しそう。オカルト的なエピソードも面白いです。フランスの可愛らしいケーキの顛末がすごく好きw

◆ゆりいかのコメント
志村貴子による、ふたりの主人公とその周囲で起こる恋愛模様が描かれた漫画。鎌倉が舞台となっており、江ノ電沿線の風景や街並みが旅情を誘ってくる。ふと、鎌倉で彼女たちを探してみたくなる人もいるのでは?

◆参加者のツイート:notfoundat
志村貴子さんの「青い花」を読んで、舞台となっている鎌倉に行きました。鎌倉文学館、ミルクホールにまた行きたい。読むたびに鎌倉に行きたくなります。

◆ゆりいかのコメント
鉄道に全くの興味が無い著者が鉄道オタクに無理矢理、鉄道の旅へ連れまされるという紀行漫画で、二人の鉄道に対しての温度差が笑いを誘う作品。これを片手に鉄道の旅に出てみれば面白い発見があるかも。

◆参加者のツイート:goya9
鉄子の旅:菊池直恵、全6巻。 冬コミ時に大阪→東京(by青春18)で移動、 宿代わりのネカフェで全巻読破したのだった。

Twitter読書会♯7「夏休み、思わず旅に出たくなる本とは?」のまとめ
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