巨大生物の卵、呪いを秘めた伝説の財宝… 迂闊に触ってしまった人あるある/明日から使える死亡フラグ図鑑③

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公開日:2021/5/23

明日から使える死亡フラグ図鑑』から厳選して全5回連載でお届けします。今回は第3回です。Twitterで話題沸騰!「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」「馬鹿野郎! そんな化け物がいると思うか!」など、絶対死ぬじゃん! な1コマ漫画が詰まった死亡フラグ図鑑! リアリティ溢れるイラストとどこかで見た「あるある」ネタは、読めば読むほどクセになる。

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明日から使える死亡フラグ図鑑
『明日から使える死亡フラグ図鑑』(茶んた/宝島社)

規格外の反応を装置の故障と決めつける人

明日から使える死亡フラグ図鑑

敵機やモンスターが迫る。その反応をいち早く確認するレーダー員。「ばかな、こんなスピードが出るわけがない!」そんなセリフを発した瞬間、もう回避できないところまで迫る敵……。実際、計器誤作動は意外と多いのが事実。本部に報告すればスクランブル発進にも繋がってしまうため、内々でじっくり確認する場合やもみ消しがあるのはわかるが、映画では死亡フラグにつながっている。ちなみに、有名なフラグクラッシュも存在する。『機動戦士ガンダム』でのシャアザクとの初対決では、通常の3倍の速度で接近してくるMSの報告があった。B級映画であれば計器のトラブルと判断、ホワイトベースは撃沈されるところ。パオロ・カシアス初代艦長がシャアのザクと見抜き、アムロに伝えることで生存に繋がった。(佐藤)

異様な物体を触ろうとする人

明日から使える死亡フラグ図鑑

その、なんでもかんでも迂闊に手で触ろうとするクセは直していただきたい! ましてや何やらヌメヌメした未知の肉塊だの、湿地帯の奥で見つけた巨大生物の卵だの、太古の呪いを秘めた伝説の財宝だのに触れてはいけない。十中八九、触ったとたんに中からエイリアンが飛び出してきたり、卵を産んだ親が現れたり、太古の偉い人が手間暇かけて作った、超ハイテク人殺し装置が発動するから。にもかかわらず、触ってしまう人は今もなお後を絶たない。そして、四次元の壁の向こうの視聴者から「こいつバカだなあ」と指をさされつつ死ぬ。不思議なことだが、現実にもプロの「ついうっかり」の油断から大惨事に発展するケースはままあるため、彼らの死に様は反面教師として肝に銘じておこう。(知的風ハット)

<第4回に続く>

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