手紙が命のバトンに? 戦争映画でおなじみのワンシーン/明日から使える死亡フラグ図鑑⑤

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公開日:2021/5/25

明日から使える死亡フラグ図鑑』から厳選して全5回連載でお届けします。今回は第5回です。Twitterで話題沸騰!「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」「馬鹿野郎! そんな化け物がいると思うか!」など、絶対死ぬじゃん! な1コマ漫画が詰まった死亡フラグ図鑑! リアリティ溢れるイラストとどこかで見た「あるある」ネタは、読めば読むほどクセになる。

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明日から使える死亡フラグ図鑑
『明日から使える死亡フラグ図鑑』(茶んた/宝島社)

手紙を仲間に託す人

明日から使える死亡フラグ図鑑

当たり前だが、死なない戦争映画は皆無。「戦争映画の作り方」マニュアルがあれば『決戦前やミッションの途中で手紙を仲間に渡すシーン』というのは「絶対入れるべきシーン35選」に入っているはず。概ね手紙を書いた人物はラストシーン前後でお亡くなりあそばせるが、手紙自体が失われることはほとんどない。死なないのが一番だが、この手紙があるかないかでは遺族の感じ方も大きく異なってくるはず。託すという人伝てでしか渡されないものだからこそ、散っていった命がバトンとして繋がっていく感覚があるから。ドッグタグや連隊の写真と共に特装版のアイテムとしても活躍してくれることだろう。

明らかにヤバイ奴に絡みにいく人

明日から使える死亡フラグ図鑑

酔っ払うと気分が高揚して気持ちが大きくなってしまうのは仕方のないこと。でも「自分が最強だ!」と勘違いしてみたり、「なんだなんだ」と野次馬は危ないフラグが立ってしまう。絡んでパンチしてみたり、肩を組んでみたら、次の瞬間体の部位がありえない方向を向いてしまったり、手が亜空間に消えていたりします。ちなみに画のモチーフとなっている『ターミネーター』は、印象的なバーでのやらかしは実は2から。毎回マッパで登場し、衣装を物理的にゲットしていくターミネーターだが、中でも、3は犠牲者が少なくトラブルになることなくゲットしたり、サングラスがダサかったりなど印象的。そんなターミネーター1作目の未来まであと10年を切っている。本書を読んだ人はスカイネットをしっかりと破壊しよう。

<続きは本書でお楽しみください>

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