「ぽち袋」の「ぽち」って何のこと?/大人の最強雑学クイズ

暮らし

公開日:2021/8/30

【答え】関西弁の「ぼちぼち(ぽちぽち)」

【解説】
子どもが待ちこがれるものといえば、正月にもらうお年玉。しかし、近年ではお金を入れて渡す袋を「お年玉袋」ではなく、「ぽち袋」と呼ぶ人が増えてきている。そもそも「ぽち袋」の「ぽち」とは、関西弁の「ぼちぼち(ぽちぽち)」からきており、「少しだけ」という意味である。祝儀袋ほど大げさではなく、旅館や料亭で働く人に、客が感謝の気持ちを込めて気軽に少額のお金を渡す時に入れる袋として、明治時代に生み出された。

雑学総研

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【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく日々情報収集に取り組む傍ら、テレビ番組とのコラボレーションも行なった。著書は、6万部を超えるロングセラーとなっている『大人の博識雑学1000』や、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(以上、KADOKAWA)ほか多数。