「名刺」の語源は?/大人の最強雑学クイズ

暮らし

公開日:2021/9/1

【答え】〇

【解説】
ビジネスの必須アイテムである名刺の起源は、古代中国(20~280年頃)にさかのぼる。この時代の身分の高い人たちは、誰かの家を訪ねる時、当時はまだ紙が発明されていなかったことから、自分の名前と用件を記入した竹片や木片を持参していた。そして、相手が不在だった場合、これを門前の箱に刺していったといわれる。これが「刺(さし)」と呼ばれ、のちに名前を刺すところから「名刺」となり、その呼び名が日本に伝わった。日本の名刺は、平安時代に貴族が自分の姓名や官職名などを記して提出した「名符(みょうぶ)」という札が起源とされている。

雑学総研

advertisement

おすすめの動画はこちら

あわせて読みたい

【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく日々情報収集に取り組む傍ら、テレビ番組とのコラボレーションも行なった。著書は、6万部を超えるロングセラーとなっている『大人の博識雑学1000』や、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(以上、KADOKAWA)ほか多数。