「女の子が勝ち上がってもね」将棋界の理不尽な洗礼…認めてくれない大人に対して苺は!?／龍と苺⑤

柳本光晴著の書籍『龍と苺』から厳選して全10回連載でお届けします。今回は第5回です。「命懸けで何かしたい」弱いものいじめをしたり、流行りものに夢中な同級生たち――。生ぬるい日常に辟易していた中学生の藍田苺。ある日スクールカウンセラーからのすすめで将棋と出会い、恐ろしいまでの才能を開花させる。「女は将棋が指せない」そんな根強い偏見がはびこり、いまだに女性棋士が1人もいない将棋界に、中学生の苺が荒々しい旋風を巻き起こす！ 生きがいを探す14歳の少女の成長を描く、闘う将棋マンガです。初心者で女だけどベテランに勝った！ でもなぜか、ハンデがあったと片づけられてしまった苺。 そこには将棋界の根深い闇がはびこっていた――。