人生は、ひとつの映画。一度きりの人生、自分が「主役」だ/君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉

エンタメ

公開日:2021/11/17

コロナ禍で新しい価値観や生活様式など大きな変化が続く時代のなかで、ゆるぎない誰かの「言葉」にそっと浸ってみたいときはありませんか?

今回は、初の著書『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』が30万部を超える大ヒットとなった、ROLAND待望の第二弾『君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉』をご紹介します。

「現代ホスト界の帝王」から実業家まで幅広い顔を持つROLAND。発する言葉のすべてが「名言」になる…といわれるポジティブシンキングの秘訣やミニマリストとしての価値観など、「ローランド流」がたくさん詰まった前向きな言葉の数々をお楽しみください!

※本作品はROLAND著の書籍『君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉』から一部抜粋・編集しました

君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉
『君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉』(ROLAND/KADOKAWA)

君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉

君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉

 君の人生は、ひとつの映画だ。

 そして、その映画の主役を演じるのは、いつだって君だ。

 だが世の中を見渡すと、「僕なんて……」「私なんて……」そんなことを言いながら、自分の人生をエキストラのように生きている人達がたくさんいる。

「親がこう言っているから……」
「先生がこう言っているから……」
「世間がこう言っているから……」

 そんなことを言いながら、やりたいことも夢も全部諦め、ただなんとなく、死んだように生きているような人がたくさんいる。

 実にもったいない!

 

 自分の人生の主役は、親でも先生でも世間でもない。

 自分より可愛い人でも、頭がいい人でも、運動神経がいい人でもない。

 自分だ。

 

 周りがなんと言おうが、関係ない。

 たとえ小さな映画作品だったとしても、途中でセリフを間違えたとしても、最後まで主役を演じ切るんだ。

 人生という映画において最も恥ずべきことは、セリフを間違えることでも、演技が下手なことでもない。

 誰かに主役を譲り渡し、脇役として生きるという選択を受け入れることだ。

 

 だから俺は、何があっても人生の主役は譲らない。

 どれだけセリフを間違えたとしても、アクション中に骨折したとしても、どんなスーパースターが俺に「主役を譲れよ」と言ってきたとしても、だ。

 まあその度胸だけは評価して、そいつはエンドロールのクレジット表記で少しだけ大きく名前を入れてあげてもいいけれど。

 もちろん、「エキストラ一覧」の部分にね。

 

 この本のタイトルにもあるように、世の中には二種類の人間しかいない。

 君か、君以外か。

 

 かく言う俺も、君の人生においては、君を引き立たせる脇役のひとりに過ぎない。

 

 一度きりの人生。

 君が、自分の人生の主役を演じ切ってくれることを、俺は願っている。

<第3回に続く>


▶ROLANDさんインタビュー記事はこちら
前編:https://ddnavi.com/interview/814389/a/
後編:https://ddnavi.com/interview/814396/a/

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