どんな料理もプロの味に! 万能調味料“かえし”で作った、タレが決め手の「よだれ鶏」/肉まみれの夜ふかし飯

暮らし

更新日:2021/11/28

 深夜の食欲を満たしてくれる絶品肉料理を作ってみませんか? たとえ夜中であっても食べたくなるような肉料理。万能調味料「かえし」を使えば、どんな料理もプロの味に!

 著者でもある人気料理系YouTuber・深夜の肉バルさんが、料理初心者でも作りやすいよう、YouTubeで公開しているレシピを再編集! よだれ鶏、スペアリブなど王道のおかずはもちろん、麺、丼、おつまみまで深夜の胃袋をくすぐる肉料理レシピが満載。

今回は『肉まみれの夜ふかし飯』から「よだれ鶏」をご紹介します。

※本作品は深夜の肉バル著の『肉まみれの夜ふかし飯』から一部抜粋・編集しました

肉まみれの夜ふかし飯
『肉まみれの夜ふかし飯』(深夜の肉バル/KADOKAWA)

はじめに

肉まみれの夜ふかし飯

初めまして、僕は肉料理を専門に扱っているYouTuberの深夜の肉バルと申します。この度は、初の著書を手に取っていただきありがとうございます。

この本では「かえし」を中心とした肉料理を紹介します。そもそもこの「かえし」とは、日本のおそば屋さんではるか昔から使われてきたもので、主に鰹の出汁で割っておそばの汁を作ることに用いられる秘伝のタレです。

僕の祖父母はおそば屋を営んでおり、この「かえし」は小さい頃から野菜炒めや、炊き込みご飯など、食卓でも日常的に使われていました。しかし、この便利なタレは一般的には普及していないのが実情です。そこで、僕の大好きな万能調味料「かえし」の素晴らしさをもっと多くの方に知ってもらえたらと思いレシピ本にしました。

既製品の調味料では到底再現することができない素朴で自然な味わいを堪能していただき、みなさんの料理の可能性がさらに広まることにつながれば幸いです。

深夜の肉バル

どんな料理もプロの味になる万能調味料

かえし

肉まみれの夜ふかし飯

材料

醤油…1000cc
みりん…180cc
砂糖(甜菜糖がオススメ)…180g

肉まみれの夜ふかし飯

作り方(調理時間の目安…20分)

1 みりんを煮立たせる
鍋にみりんを入れたら煮立たせてアルコールを飛ばす(沸騰してから1分が目安)。

肉まみれの夜ふかし飯

2 砂糖を入れる
煮立ったみりんに砂糖を加えて透明になるまで混ぜる。

肉まみれの夜ふかし飯

3 醤油を入れる
砂糖が溶けたら醤油を入れ、弱火にして10分加熱する。粗熱が取れたら醤油が入っていたボトルや保存瓶に入れ、冷蔵庫で保存する。

肉まみれの夜ふかし飯

Point
3の時、加熱していくとアクが出てくるのでスプーンですくって取る。また沸騰させてしまうと焦げて苦くなるので注意。

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