我が家の食費は4人家族で1日1000円!? 食費が高いと難癖をつけるモラハラ旦那/ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください!

暮らし

公開日:2021/12/14

 言葉や態度で精神的に相手を追い詰めるマザコンの“モラハラ旦那”。嫁いびりをする同居の“義母”。そんな親子に毎日いびられ続けたら――。

『ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください! 闘う嫁のサバイバル術』では、そんなストレスの多い生活を実際に送る著者・maronさんが、4コマと痛快な文章で綴ります。「もう我慢しない! いい嫁はやめて逆襲だ!」モラハラ旦那&義母のありえない実態と、2人に逆襲する嫁・maronさんの奮闘を描いた実録コミックエッセイです。

 食費は1カ月3万円。4人家族の食費を節約して切り盛りするが…。ある日、モラハラ旦那に文句を言われもう限界!

※本作品は高田真弓:イラスト、maron:著の書籍『ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください! 闘う嫁のサバイバル術』から一部抜粋・編集しました

この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。

この作品のイッキ読みはこちら


ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください! 闘う嫁のサバイバル術
『ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください! 闘う嫁のサバイバル術』(maron:著、高田真弓:イラスト/KADOKAWA)

モラハラ旦那編

「1ヶ月の食費が3万円って1日1000円もかかってるっていうこと⁉」って旦那が言うんですけど、米代込み4人家族の食費にしては安いし、お前の昼飯1回の代金で三食賄うのものすごく大変なんでちゅよ~!(これからトリカブトを探しに山へ行ってきます)

ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください! 闘う嫁のサバイバル術

オレさまルール適用で食費がピンチ!
その前に自分の飲み代を減・ら・せ!

 数年前、1回のランチ代が1000円の旦那に、1日1000円の食費は高すぎると断言されました。

“え? 自分の分は、食費に入ってないの?”と突っ込みそうになりましたが、当時の私は軽く洗脳されていたので「……そうかな」としょんぼりした記憶があります。

 日々やりくりしている方ならおわかりかと思いますが、米代込み、子どものお菓子・ジュース代込み、おまけに旦那の缶コーヒーも込みで月3万円はありえない!

 某主婦系雑誌の特集にありがちな「1ヶ月〇万円生活」は、実家から米や野菜をもらっている前提での話。

 ガチンコ3万円生活では、本みりんを買うか、みりん風調味料にするのかが生死を分ける深刻な問題です。

 その後もことあるごとに「高すぎる」「ムダづかいだ」と難癖をつけてくる旦那。もう限界だ! ブチ切れた私は、家計簿とレシートの束と電卓を叩きつけました。

「こっちはあんたのランチ1回分で1日生き延びてるんだよ! 1食いくらか計算できる?」

 怒りが頂点に達し、トリカブト……というワードが頭に浮かびましたが、私は冷静さを取り戻し旦那に三種の神器(家計簿・レシート・電卓)を渡して押し迫りました。すると旦那は神器をそっと机に置き、同居する義母の元へ消えたのです。

 よく「男性には数字で説明したほうがいい、家計簿を見せなきゃダメ」とアドバイスをもらいます。しかし、旦那のようなタイプには何を見せてもムダ。妻の家計管理に難癖をつけることで、自分の支配力を思い知らせたいだけなのですから。

 その後、中学生になった娘の食欲が爆発、とてもじゃないですが3万円ではやりくりできなくなりました。私はパソコンを使い在宅で仕事を始め、何とか家計を支えています。今は米代込み4万円で食費を切り盛りする毎日ですが、旦那にだけ冷やご飯をチンして出すことが、私のひそかな復讐です。

本日のスカッとポイント!
生活費を渡さないのは、完全な経済的DV!
仕事を見つけて着々とヘソクリを貯めよう!

<第2回に続く>


『ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください!』を楽天Kobo(電子)で読む >

『ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください!』をU-NEXTでお得に読む >

『ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください!』をAmazonで読む >

あわせて読みたい