「オレが払った金を返せ」というモラハラ旦那。反論して、育児にかかる費用の話をすると…/ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください!

暮らし

公開日:2021/12/17

 言葉や態度で精神的に相手を追い詰めるマザコンの“モラハラ旦那”。嫁いびりをする同居の“義母”。そんな親子に毎日いびられ続けたら――。

『ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください! 闘う嫁のサバイバル術』では、そんなストレスの多い生活を実際に送る著者・maronさんが、4コマと痛快な文章で綴ります。「もう我慢しない! いい嫁はやめて逆襲だ!」モラハラ旦那&義母のありえない実態と、2人に逆襲する嫁・maronさんの奮闘を描いた実録コミックエッセイです。

「今までお前のために使った金を返せ!」最低なモラハラ旦那。水道光熱費まで請求するなんて、ありえない!

※本作品は高田真弓:イラスト、maron:著の書籍『ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください! 闘う嫁のサバイバル術』から一部抜粋・編集しました

この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。

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ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください! 闘う嫁のサバイバル術
『ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください! 闘う嫁のサバイバル術』(maron:著、高田真弓:イラスト/KADOKAWA)

モラハラ旦那編

もしあなたの夫が「今までオレが家族に払った金を返せ」とか言ってきたら「じゃ子どものお世話代と相殺しよ! 時給900円×10時間として1日9000円=1ヶ月(30日)27万円だね? 12ヶ月(1年間)で324万円! 15年間で4860万円! 下の子の分も加算しないとね!」って電卓を叩きながら交渉すると、無言で義母の元へ行くのでオススメです。

ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください! 闘う嫁のサバイバル術

毒親ならぬ毒旦那の金返せ攻撃はこの技で論破せよ!

 今までお前のために使った金を返せ。これは毒親と呼ばれる「親に擬態した大人」がよく使うセリフです。

 毒親は子どもを育てるためにかかったお金を要求しますが、毒旦那は家賃や水道代を返せと、家族に迫ります。

「オレの給料だけで暮らせるから専業主婦になってほしい」

 数年前に吐いたセリフは棚上げです。

 今まで何百回となく「オレが払った金を返せ」と言われていた私。その日はついに堪忍袋の緒がブチ切れました。

「オッケー、じゃ仕事と育児を相殺しよ!」

 *長女の育児代請求書*
 ・時給900円×1日10時間=9000円
 ・9000円×30日(1ヶ月)=27万円
 ・1ヶ月27万円×12ヶ月=324万円(1年)
 ・1年324万円×15年=4860万円

「これ残業代は入ってないから。あと次女ちゃんの分も計算する……あれ?」

 請求の内訳をすべて聞かずに、旦那は義母の元へ逃げ去りました。これから時給アップの交渉もしたかったのに。

 人の心の隙間や弱みにつけ込み、罪悪感を植えつけるヤツは許さない!

 育児はお金に換算できません。

 一つとして同じ瞬間はないし、たくさんの喜びや気づきを与えてくれます。

 でもお金で例えないとわからない毒系人間には、金額で提示したほうが効果的なんです。

本日のスカッとポイント!
時給アップの交渉はまだあきらめていませんが、足りない分は「慰謝料」でもいいかな~♪

<第5回に続く>


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