「ファスナー」「ジッパー」「チャック」のうち、日本生まれの呼び名は?/大人の博識雑学クイズ

暮らし

公開日:2021/12/8

【答え】チャック

【ポイント】
「ファスナー」は、1891年のアメリカで靴紐を結ぶときの不便さを解消するために開発された。その後1921年になると、同じくアメリカのメーカーが、これを閉めるときの擬音「Zip(ジップ)」から、ファスナーを「ジッパー」と命名し、その呼び名が浸透した。対して「チャック」は、「巾着」をもじった日本発の呼び名。1927(昭和2)年、広島県ではじめて国産ファスナーが作られた際、これを小銭入れに取り付けて販売したが、その商品名が「チャック印」だったことからこの呼び名が定着したのである。

雑学総研

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【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく、日々情報収集に取り組んでいる。著書に『誰も書かなかった 日本史「その後」の謎』『誰も書かなかった 世界史「その後」の謎』『雑学大王 日本史編』(以上、中経の文庫)がある。