異文化でも大切なのは「信頼関係」。文化や習慣の違いを、受け入れることが大切/やりたいこと、全部やりたい。 自分の人生を自分で決めるための方法④

ビジネス

公開日:2021/12/28

 立花佳代著の書籍『やりたいこと、全部やりたい。 自分の人生を自分で決めるための方法』から厳選して全7回連載でお届けします。今回は第4回です。シングルマザーとなり貯金ゼロからの起業。インドの小さな村発のアクセサリーブランドの立ち上げなど、やりたいことを全部やって人生を切り開いてきた、アクセサリーメーカー「スプリング」代表の立花佳代さん初の書籍です。自分も周りも幸せにするエシカルな生き方のヒントが満載の『やりたいこと、全部やりたい。 自分の人生を自分で決めるための方法』をお楽しみください! 日本とインドでは文化も習慣も違う。だけど、お互いに理解し合い、受け入れることで「信頼関係」を築くことができる。

やりたいこと、全部やりたい。 自分の人生を自分で決めるための方法
『やりたいこと、全部やりたい。 自分の人生を自分で決めるための方法』(立花佳代/アスコム)

「なぜできないの?」を捨てると、「できる」が増える

 それからは、「なぜできないの?」という考えは捨てようと、日本のスタッフに話しました。

「できないのは仕方ない。文化が違うし、感覚だって違う。インドのスタンダードと日本のスタンダードが違い過ぎるのだから、この差異を埋めていくのはかなりの時間がかかる。だからこそ、『なぜできないの?』と考えるのは無駄だからやめようよ」

 

 そのように自分たちにいい聞かせながら、一つひとつミスを根気よくつぶしていきました。

 すると不思議なもので、少しずつ技術が進歩していることに気づくことができるのです。ほんのちょっとずつだけど、できるようになっている。「あ、できてる!」といった驚きが、だんだん増えていくようになりました。

 少しずつできるようになっていくと、わたしたちも「あともう少しだ!」と応援する気持ちが増して、一緒に働くのが嬉しくなっていきます。

 そんな感謝の気持ちもきちんと伝えるようにして、一つひとつのやり取りと改善の積み重ねで、最初からは想像もできないような素晴らしい商品が、完璧な状態で納品されるようになりました。

 

 まったくゼロの地点からともに成長できたのは、本当にわたしたちの誇りです。

 この経験から、わたしはグローバルな仕事であれなんであれ、海外の人と絆を築きあげていくのは、仕事の大きな醍醐味のひとつだと感じるようになりました。

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