憔悴しきった眠子に、木塚井は“こまかい君”のことを伝える【細かすぎる幽霊に取り憑かれた話39】／バラシ屋トシヤの怖い話

ある夜、金縛りにあった眠子。恐る恐る目を開けてみるとそこには幽霊が！ 生前にやっていたSNSに恥ずかしい呟きが残っていて、それを消すまでは成仏できないと語りはじめる。そのまま眠子は細かすぎる霊“こまかい君”に取り憑かれてしまった――。“こまかい君”がいなくなったことで、すっかりやつれてしまった眠子。お人好しの木塚井は、“らんちゃん”のこと、そして“こまかい君”が生きている可能性を眠子に伝える。