さまざまな甘味料のなかで“フラクトオリゴ糖”をダイエットに役立てたい理由/コクあま幸せダイエット

健康・美容

公開日:2022/3/15

 「我慢」や「制限」をするダイエットは、つらくなって失敗しがち。でも、甘いものやコクのあるおいしいものを食べながら、ストレスフリーでやせられるとしたら…?

 工藤孝文著の『「これだと太るんじゃない?」と思わず口に出してしまいそうな欲望系ごはんでやせる! コクあま幸せダイエット』は、“甘いものを食べたい×やせたい”という両方の思いを持つ人にうれしい1冊。普段の食事に取り入れやすい、フラクトオリゴ糖を使ったダイエット法を掲載しています。楽しく長く続けられるような内容なので、いつも途中で挫折してしまう方、食事制限をしたくない方は必見です。

 「コクあま幸せダイエット」の鍵になる甘味料が“フラクトオリゴ糖”。他の甘味料と比べてさまざまな特徴をもっています。

※本作品は工藤孝文著の書籍『「これだと太るんじゃない?」と思わず口に出してしまいそうな欲望系ごはんでやせる! コクあま幸せダイエット』から一部抜粋・編集しました

「これだと太るんじゃない?」と思わず口に出してしまいそうな欲望系ごはんでやせる! コクあま幸せダイエット
『「これだと太るんじゃない?」と思わず口に出してしまいそうな欲望系ごはんでやせる! コクあま幸せダイエット』(工藤孝文/アスコム)

いろいろな甘味料があるなかで
フラクトオリゴ糖がいい理由

 第1章で紹介したフラクトオリゴ糖とは、一体どんな甘味料なのでしょうか。

 あまい調味料といえば、まずは砂糖、はちみつ。砂糖は強いあま味を持ちますが、精製しているため構造が単純で体内に吸収されやすく、多く摂ると血糖値が急上昇することが知られています。はちみつはコクがあるあま味が魅力的ですが、これも血糖値を上げやすいことを覚えておきましょう。

 フラクトオリゴ糖もそのひとつである「オリゴ糖」は、糖質の中でも「多糖類」といわれ、ブドウ糖や果糖が2~10個、複数結合したものです。

 ブドウ糖単体である砂糖などとは違い、糖類がいくつもくっついた構造となっているため、腸で吸収することができないのが「難消化性オリゴ糖」です。ガラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖、ラフィノース(ビートオリゴ糖)などさまざまな種類があります。

「これだと太るんじゃない?」と思わず口に出してしまいそうな欲望系ごはんでやせる! コクあま幸せダイエット

 この本でおすすめしているフラクトオリゴ糖は、サトウキビなどから作られた自然由来の甘味料です。

 いろいろな種類がある難消化性オリゴ糖はそれぞれ研究が進んでいて、血糖値を上げない、整腸作用があるなど、同様の健康効果がうたわれています。

 中でも、「コクあま幸せダイエット」でフラクトオリゴ糖に注目した理由は、第1に誕生から約40年経っており、研究が進み論文数が多いからです。また、体によい効果を得るために必要な量が1日1gと少量で、取り入れやすいというのもポイント。

 さらに善玉菌だけを増やすので、整腸効果が高いのもおすすめの理由です。

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