挨拶は人のためならず。周りの空気が変わり、自分もスッキリ/ゴゴスマ石井のなぜか得する話し方 誰からも好かれる会話のコツ

ビジネス

公開日:2022/4/22

 テレビで見るアナウンサーのトークの上手さに、「なぜあんなに誰とでもうまく話せるのだろう…」と思うことはありませんか?

 会話があまり得意ではない、上手に話すことができないという方々におすすめしたいのが、石井亮次著の書籍『ゴゴスマ石井のなぜか得する話し方 誰からも好かれる会話のコツ』。

 東海エリアのローカル番組から全国の人気番組になった平日のワイドショー「ゴゴスマ」の立役者・石井アナが、「センスや才能なんて不要の話し方」や「会話のコツ」を初公開! 視聴者からも、共演者からも、なぜか好かれる無敵の会話術の数々をお届けします。話している相手が笑えば、自分も楽しくなり、みんなが楽しい空気をつくれますよ。

※本作品は石井亮次著の書籍『ゴゴスマ石井のなぜか得する話し方 誰からも好かれる会話のコツ』から一部抜粋・編集しました

ゴゴスマ石井のなぜか得する話し方 誰からも好かれる会話のコツ
『ゴゴスマ石井のなぜか得する話し方 誰からも好かれる会話のコツ』(石井亮次/ダイヤモンド社)

ゴゴスマ石井のなぜか得する話し方 誰からも好かれる会話のコツ

●挨拶を「邪魔」と感じる人が増えている?

「情けは人の為ならず」ということわざがあります。ご存じの通り、「人に情けをかけることは、人のためではなく自分のためになる」という意味ですが、僕は挨拶も同じだと思っています。そう、挨拶も人のためにするのではなく、自分のためにするものだ、と割り切ったほうがいい。

 最近、こんな話を聞きました。

 友人の会社ではコロナ禍の中でテレワーク中心の働き方になったので、オフィスに出るか出ないかは自由。出入りする時間も人それぞれになったそうです。つまり、朝の決まった時間に一斉に出社して挨拶を交わし合うというこれまでの当たり前がなくなった。たまに出社した時も、先に来ている同僚に挨拶せずに無言で自分の机に向かうというんです。

 その理由を聞いてみたら、「仕事をしている人の邪魔になったら悪いから」「いちいち挨拶したら面倒だと思われそう」ということでした。なるほど、今の人はそういう気の遣い方をするんだなあと思う一方で、挨拶が「邪魔」とか「面倒」に思われるのはさすがに悲しい。なにしろ僕自身は、子どもの頃からずっと挨拶を大事にしているのですから。

●挨拶で「空気」が変わる

 僕が挨拶を大事にしているのは、親や先輩たちからそう教わってきたということもありますが、それだけではなくて、実際に「挨拶すると気持ちよくなれる」という実感があるからです。

 たとえば、朝の出勤時に会社のエントランスでエレベーターを待つ間。その場にいる人が顔見知りじゃなくても、「おはようございます」と声をかけます。その瞬間、爽やかな風が吹きわたる……ような気がします。(笑)

 朝なら「おはようございます」、昼なら「こんにちは」でも「おつかれさま」でもなんでもいいんです。会釈してニコっとしながら挨拶するだけで、空気が変わります。

 無言のままでじっとしているよりも、自分の周りの空気は絶対プラスの方向に動くと思う。「明るい」とか「楽しい」とか、とにかくふわっとした「陽」のイメージをつくることができます。

 みんながうつむいていても、誰もこちらを見ていなくても、オフィスに入る時は挨拶したほうが、結局は自分自身がスッキリできるんじゃないかと思います。自分のために挨拶する。

 挨拶は人のためならず、です。

<続きは本書でお楽しみください>


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