お気に入りだった服に違和感が…。その原因は流行が過ぎたからではない!?/手持ちの服でなんとかなります

暮らし

公開日:2022/3/27

 クローゼットに服はたくさんあるのに、いつも同じ服ばかり着てしまう。前は大好きだった服が急に似合わなくなった……。服を選ぶとき、そんなふうに悩んだ経験はありませんか?

手持ちの服でなんとかなります』の著者・杉山律子さんは、TVや雑誌の現場でスタイリストが使っているちょっとしたコツを知れば、手持ちの服だけで自分にぴったりな着こなしができると教えてくれます。

 そこで今回は、『手持ちの服でなんとかなります』に掲載されている“ついついやってしまいがちなNGコーデ例”と“いっきに垢抜けするOKコーデ例”を、お悩み別に抜粋してご紹介します。

 プロのちょっとしたコツを使うだけで、クローゼットに眠っている服も魅力的に着こなせます。毎日の服選びがもっと楽しくなりますよ。

※本作品は杉山律子著の書籍『手持ちの服でなんとかなります』から一部抜粋・編集しました

手持ちの服でなんとかなります
『手持ちの服でなんとかなります』(杉山律子/サンマーク出版)

去年は似合っていた服が、今年は残念に見えてしまったら

 去年までよく着ていた服なのに、久しぶりに着たら違和感がある……。

 老けて見えたり、太って見えたり、野暮ったく見えたり……。そんな相談を受けることがあります。

 特に最近はリモートワークやステイホームから一転、しばらくぶりに袖を通してみたら「アレ???」と、服と自分がしっくりこない……なんて現象が起きている人も少なくないのでは?

 なぜ、去年似合っていた服&大活躍していた服に「アレ?」と残念な気持ちになるのでしょう。

 服のトレンドが過ぎ去った、ということもあるのでしょうか?

 アイテムによってはそれもあるかもしれません。でも、最旬を追いかけていない限り、1年、2年で、急に古めかしく見えることはないのです。

 1年ぶん老化したから? 家にいてばかりで太ってしまった?

 それもあるかもしれませんが、そうした年月によるネガティブな変化は、アンチエイジングよりダイエットより、「おしゃれをしよう」という意識を取り戻して、鏡に向かう時間を少し増やすだけで、簡単に挽回できます。

 それよりも似合わなくなってしまった一番の原因は合わせ方。

 そして、着こなし方です。服を生かすのも殺すのも、それ次第なんです。

 特に服は、着る人の「着こなし力」によって、まったく別ものに見えます。

 もしかしたら、去年とは髪型や髪色が変わっていませんか?

 髪型によって、全身のバランスが変わってしまったのかもしれません。

 服がシワシワではありませんか?

 経年劣化による生地の傷みをそのままにして着ると、服の魅力も半減してしまっているかもしれませんよ。

 この章では、クローゼットの中にある手持ちの服を生かすために、最小限の工夫で最大限の変化が得られる着こなしのちょっとしたコツを見てみましょう。

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