初めてのマイク/学芸大青春のジュネッセンス!!【「音とともに生きる。」from 相沢勇仁】

アニメ

公開日:2022/6/2

学芸大青春のじゅねセンス

 僕が、人生で初めて人前でマイクを持ち、歌を歌った時の事を話すとなると、かなり記憶を遡る事になります。

 それは、僕が1歳9ヶ月の時に参加した、叔母の結婚式の時の話です。人前と言っても身内の前でですけど(笑)

 今でもたまに当時の写真や動画を見返す事があったり、母や姉から話を聞いたりするので、結婚式で歌った事は、曖昧な記憶ながらも楽しかった事は覚えてます。

 そもそも”叔母”と言うのは、僕の母の姉の事で、母の家族構成を話すのは初めてなので、軽く説明させて頂くと、僕の母は8人兄妹の10人家族で生まれ育ち、母が下から2番目なので、親戚はもうめちゃくちゃに多いです。めちゃくちゃに(笑)。

 僕が生まれた頃にはもう既に成人している従兄弟も居たくらいですし、親戚は年上ばっかりでしたね。その空間は僕にとって居心地が良く、親戚の集まりが好きでした。

 そんな訳で、”親戚の結婚式”と一口に言っても、それなりに大勢の前で歌ってた事になるみたいです。

 ただ、その時はひとりで歌ったのでは無く、僕には姉がいるので、僕の姉と従姉妹のお姉ちゃん達と一緒でした。

 そして、人生初の人前での歌唱曲は、『となりのトトロ』の『さんぽ』でした。

 少し話は逸れますが、思い返してみると、僕は子どもの頃、ジブリ映画やディズニー映画が好きで、母や姉とよく一緒に観ていました。もっとも、僕の好みが反映されてこの選曲になった訳ではありませんが(笑)。

 ちなみに、僕が人生で初めて観た映画は、『ターザン』です(どうでもいいですね)。まだ1歳にもなっていなかったらしいです。(もっとどうでもいい)。

 さて、話を戻しますが、結婚式で歌ってる時の僕がどんなだったかというと、幼いながらもそれなりにフォーマルな格好をし、首元には蝶ネクタイを巻き、従姉妹のお姉ちゃんが僕の口元でマイクを持ってくれていて、皆と仲良く歌っていました。

 ですが、ただ礼儀正しく皆と仲良く歌っておしまい。とはならなかったみたいです。

 楽しくなっちゃった僕は、途中から自分でマイクを持ち始めて歌い出したみたいです。

「自分のマイクは自分で持てるぜ」と言わんばかりに。(1歳の俺何してんねん)。

 せっかく従姉妹のお姉ちゃんが僕の為にマイクを持ってくれてるんだから、従姉妹に甘えてそのまま歌えばいいものを……何も考えずにただ、皆の前で楽しく歌っていた結果だと思います。

 ここでひとつ言えるのは、結婚式という場で、人前で歌う事を楽しんでいたと言う事。そしてそれは、今も昔も変わらないと言う事です。

 もしかすると、僕が歌を好きで、何より人前で歌うのが楽しいという感覚は、幼少期には既に芽生えていたのかもしれない。当時の自分を思い返しながらそう思います。

 あの頃のように、

 「自分のマイクは自分で持つ。俺に任せろ。」

 みたいな気持ちは、歌に限らずこの先も大事にしていくべきなのかもしれませんね(笑)。

学芸大青春のジュネッセンス!!

あわせて読みたい