【第14回】怒るってなんだろう、と思って『「怒り」のマネジメント術 できる人ほどイライラしない』を読んでみた。

更新日:2013/8/8

まず

第一章・「ムダな怒り」で人生、損していませんか?

ということで、
怒って我を忘れることによって失職した政治家の例などを挙げながら
怒ることが損な事であることを説いています。
具体例が政治家だけに偏っているのが若干問題だなあ、
とも思いつつも怒ることでどれだけ人生損をしているか、
ということを人間関係面や仕事面、
健康面からバサバサ斬っております。
確かに怒りにまかせてどわーーーーってなると
心臓バクバクするし、
変な汗かくし、
終わったあともドキドキが止まらないし
イライラしたまんまだし。
体にいいわけがひとつもない!
かーらーのー

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第二章・怒りをマネジメントできれば、人生が変わる

と、「怒らなきゃ人生いいことあるぜぇ!ハッピーだらけだぜぇ!」
という前章を受けた内容です。
怒らなかったら部下から尊敬される!
怒らないとモテる!
怒らない職場は強い!などといいことだらけ。
もしかしたら背も伸びるかもね!
ダイエットも成功するかもね!
少年誌の一番裏の広告みたいになっちゃってるけど。
肝心なのは、どうやって怒らないことか!ってことですよね。
さあ三章。

第三章・なぜ、人は怒ってしまうのか

はい来ました。
これですよ。
怒りのメカニズム。
読むぞ読むぞ。
「あなたを怒らせているのは、実はあなた自身なのです」
ほうほう。
例えばさきほど書いたように
電車の中で化粧をしている他人を見るとする。
僕は全くなんとも思わないけど、
たくさんの人は不快に思う。
人に怒りをもたらす「トリガー」と言われるもの、
ここでは化粧する女、
これに対して怒るか怒らないかはその人しだい。
そう。
あなた次第なのです。
著者いわく人には「コアビリーフ」というものがあって、
要するに人それぞれが持っている
常識だったりルールだったりするものをコアビリーフ、
もしくは「心のメガネ」と表現しています。
このコアビリーフに反する行為が行われると
トリガーとなり怒りが発生するわけですね。
つうことは、
あんまり怒らない僕はこのコアビリーフがあんまり無い、
もしくは常識があんまりないのかもしれませんね。
さてここで著者は怒りをアレルギーと表現しています。
花粉症やぜんそく、アトピー、動物アレルギーだったり
いろんなアレルギー反応があるけど、
その原因のアレルゲンは人によってバラバラだったりします。
で、怒りやすい人はアレルギー反応が大きいってことで、
言ってみりゃ花粉症の季節にゴーグルしてマスクして
抗アレルギー剤飲んでみたいな人でしょうか。
それに絡めて「怒り」の解消法もアレルギーと同じく
「対症療法」と「体質改善」の2パターンにわけています。
で、四章は「対症療法」を特集、
五章は「体質改善」を特集!