中央公論新社/(C)CHUOKORON-SHINSHA.INC. 耽美的な『刺青』『麒麟』などの作品で、自然主義が隆盛を極めていた明治時代の文壇に大きな衝撃を与えた作家・谷崎潤一郎。『…
マンガ
2015/6/11
栄えある(?)「愛おしき変態本の世界」第1回作品に選ばれたのは、田山花袋の『少女病』という短編だ。田山花袋をよく知っている人はそれほど多くないと思うので、まずは…
エロ
2015/5/30
「あやしうこそものぐるほしけれ」。かつて、兼好法師は、文章を書くことをそう表現した。確かに、文章は書き続ければ書き続けるほどに、何かに取り憑かれたかのような昂…
小説・エッセイ
2015/3/20
まったくの予備知識なしで読み始めた1冊でしたが、瞬く間に内容に夢中になりました。本好きなら誰もが心配しているこれからの出版物の行方。時代やツールに応じて激変して…
作家
2015/1/8
『失楽園』(上)(渡辺 淳一/角川文庫) 今年も多くの偉大な才能がこの世を去った。2月13日、『利休にたずねよ』で第140回直木賞を受賞した作家の山本兼一が肺がんで死去…
文芸・カルチャー
2014/12/28
『日本の作家 名表現辞典』(中村明:著、塩井浩平:イラスト/岩波書店) メールやLINE、ブログやFacebook、Twitterなど、ネットの発達によって以前より文章を書く機会が…
文芸・カルチャー
2014/12/21
『ハケンアニメ!』(辻村深月:著、 CLAMP:イラスト/マガジンハウス) 2004年にメフィスト賞を受賞しデビューして以来、一作一作、深く広く作品を紡ぎ続け、直木賞を受賞…
文芸・カルチャー
2014/9/15
かつて、「ボールを蹴らなきゃシュートが入らんだろっ!」と試合中に叫んだサッカーの監督がいた。「確かに…」と呟いて納得せざるを得ないシンプルな法則に、私はただ頷き…
ベストセラー
2014/7/23
売れないと言われようと、著者になるのを夢見る人は多い。でも自費出版をしたいわけでもない。そんな人々のために、『ダ・ヴィンチ』7月号では、ライター・北尾トロが著者…
マンガ
2014/6/26
『恋愛3次元デビュー30歳オタク漫画家、結婚への道。』(カザマアヤミ/双葉社) 「うちの旦那(嫁)が照れ屋さんで画面から出てこない」などと言っていられるのはいつまで…
恋愛・結婚
2014/5/29
『レ・ミゼラブル』『嵐が丘』『リア王』『車輪の下』『曽根崎心中』…名前は聞いたことはあるけれど、実際に読んだことはない。古典名作は難しそうだから、あまり読む気が…
マンガ
2014/5/22
『努力しないで作家になる方法』そんなタイトルから、ラクして作家になるための方法論が書いてあると思った人もいるのではないだろうか? ラクしては無理でも、何かしら作…
小説・エッセイ
2014/5/12
『中級作家入門』(松久淳/KADOKAWA 角川書店) 作家という職業に憧れを抱く人は多いのではないだろうか? たくさんの本に囲まれた書斎での執筆活動、文壇パーティーなど…
ビジネス
2014/5/10
『石原慎太郎を読んでみた』(栗原裕一郎、豊崎由美/原書房) 東京都知事を務めていたときに「東京へオリンピックを」と言い出した張本人であり、きわどい発言がしばしば…
文芸・カルチャー
2013/9/20
『安部公房とわたし』(山口果林/講談社) 今年没後20年を迎えた作家、安部公房。昨年、戦時中満州にいた安部公房が引揚船の中で執筆したといわれる未発表の短編『天使』…
社会
2013/8/27
いよいよ受験シーズンの到来。国語のテスト問題といえば、古典や名作からの出題というイメージかもしれないが、最近の人気作家の作品からの出題も少なくないようだ。 毎年…
作家
2013/1/16
ヘミングウェイや内田百閒、井伏鱒二など、酒に関する武勇伝は男性作家のものという印象があるのでは。しかし、男性文豪に負けず劣らず、現在の女性作家たちも大いに飲み…
文芸・カルチャー
2012/11/26
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5歳から父親の仇討ちの復讐心に燃えていた男。彼が絵師・歌川国芳に出会った結果
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生誕100周年・安部公房が病床で書いた最後の長編『カンガルー・ノート』。足にかいわれ大根が生えてきた男の話
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「距離感を見誤る悪意なき他者は一番タチが悪い」子なし既婚女性に向けられる心ない言葉に…『私たちのままならない幸せ』
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倉庫で荷物仕分けをする中年男性たちが繰り広げる“バチェラー”。ダンボールに囲まれた世界で、紅一点美女の心を掴むのは誰なのか?
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