中国人から見ると、日本人が『三国志』や『封神演義』に詳しいのが不思議だそうだが、そこにはやはり異文化への憧れといったものもあるのだろう。キリスト教の聖書や、ギ…
エンタメ
2019/10/3
「私たちは皆平等に、生まれながらにして、地獄に堕ちる資質を与えられている」 『地獄めぐり(講談社現代新書)』(加須屋誠/講談社)には、このような一文がある。 正直…
文芸・カルチャー
2019/8/28
15万基以上。これは日本にある古墳の数だ。コンビニエンスストアの店舗総数の約3倍である。大山古墳(仁徳天皇陵・大阪府)や五色塚古墳(兵庫県)のように、教科書で目に…
文芸・カルチャー
2019/7/21
「歴史の陰に女あり」といわれるように、歴史を振り返ると初代ローマ皇帝アウグストゥスと妻のリウィア、ナポレオンと妻ジョゼフィーヌ、源頼朝と北条政子、豊臣秀吉とね…
社会
2019/7/6
2019年6月18日に、Twitterフォロワー10万人超えの人気者・スエヒロ氏が手掛ける著作『インスタ映えする戦国時代』(大和書房)が発売された。数々のヒット作を誇る注目作…
文芸・カルチャー
2019/6/27
人々は自身の力ではどうにもならない問題、願望に直面した時、何か人智を超えた力にすがりたくなるものだ。おそらくそれは今も昔も変わらない。そうしたある種世俗的な庶…
文芸・カルチャー
2019/6/23
理系男が日本史を勉強してみたら… 私は、「東大に文理両方で合格した男」と名乗っている。 元々はバリバリの理系だったのだが、社会人になってふと思ったことがある。 「…
社会
2019/6/20
女子高校生2人組が、意外と知られていない東京の城あとを巡る物語、それが『東京城址女子高生』(山田果苗/KADOKAWA)だ。 本稿でこのマンガをレビューする私は、10年以上…
マンガ
2019/4/28
2019年3月まで森アーツセンターギャラリーで開催されていた『新・北斎展』や、今月初旬まで東京都美術館で開かれていた『奇想の系譜展』など、現在さまざまな日本絵画を扱…
文芸・カルチャー
2019/4/20
新元号「令和」が公表された際に、一部の政治家や知識人などから「天皇が時代を支配することを意味するのでは?」と、元号の使用に反対する声が挙がった。しかし、「西暦…
社会
2019/4/17
新年度となり、新しい顔ぶれの中に身を置くことが多いこの季節。私は学生時代に毎年ちょっと嫌だったことがある。それは、姓名の五十音順で出席番号を振られるのだが、こ…
文芸・カルチャー
2019/4/14
新生活が始まり、職場で新しい人と関わる機会が増えると「いい人間関係を築いていきたい」と思うもの。マナー本やビジネス本を参考に、職場での立ち振る舞い方を勉強する…
ビジネス
2019/4/1
大化の改新、平城京、平安京、藤原氏、鎌倉、戦国、豊臣、徳川、江戸、尊王攘夷…。 歴史って土地と権力を巡って争ってばっかり。物理的な欲求よりも知的マウンティングの…
文芸・カルチャー
2019/3/22
子どもにいきなり尋ねられてドギマギしてしまうような質問もあれば、大人として分かったようなフリをしているものの実は意味を知らない、という物事は多いものだ。 「カツ…
暮らし
2019/3/13
今から150年前の日本には刀を差し、ちょんまげを結った武士たちが当たり前のように存在していた。そうした武士の暮らしぶりは時代劇や映画などで取り上げられてはいるが、…
エンタメ
2019/2/28
西暦2019年の今年、日本は平成が終わり新しい元号となる。西暦は紀元前(BC)と紀元後(AD)に分かれ、BCは英語のBefore Christ(キリスト以前)、ADはラテン語でAnno Dom…
社会
2019/2/27
戦国時代の名将として知られる真田幸村と、明治維新に尽力した薩摩藩の武士・西郷隆盛。二人の生きざまが大河ドラマの題材となったのは記憶に新しく、歴史にあまり詳しく…
エンタメ
2019/2/19
葛飾北斎や歌川国芳など、日本美術を題材にした展覧会が全国各地で開かれ、人気となっている。現在、東京都美術館にて開催中の展覧会「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワー…
文芸・カルチャー
2019/2/13
今の景気回復が「いざなぎ景気」を超えて戦後2番目の長さになったと報道されても、ちっとも実感なんか湧かない。しかも平成が終わり新元号となる今年は、消費増税が決まっ…
社会
2019/1/25
2018年は災害に見舞われた年だった。地震や豪雨、豪雪、酷暑。様々な災害を乗り越えて2019年を迎えた。年が変わっても去年の記憶を忘れてはいけない。過去の教訓が未来を…
社会
2019/1/19
著名な経済誌『フォーブス』の名物企画「世界長者番付」の2018年度版で、日本の長者番付のランキングも発表された。例年通り、資産総額1位はソフトバンク・グループの孫正…
文芸・カルチャー
2018/12/31
「世界最古の長編小説」ともいわれ、過去には谷崎潤一郎、円地文子、橋本治、そして最近では角田光代といった名だたる作家たちが現代語訳を試みてきた『源氏物語』。平安…
文芸・カルチャー
2018/11/27
日本の歴史的美術の中には、思わず「ひぇっ!」と怖くなってしまうような、おどろおどろしかったり、グロかったりする絵が存在する。「昔の人は、どういう意図でこんな絵…
文芸・カルチャー
2018/10/15
「私、信長様の忍びになります!」――。天下統一を目指す織田信長に仕え、太平の世を築くために尽力する少女忍び・千鳥の活躍を描いた4コマギャグマンガ『信長の忍び』(重…
マンガ
2018/9/30
「スタディサプリ」の人気講師であり、『学習版 日本の歴史人物かるた』の著者・伊藤賀一先生と、『笑えて、泣けて、するする頭に入る 超現代語訳 幕末物語』を8月に発売…
エンタメ
2018/9/23
学生時代、日本史の授業で一番「謎」だったのは、借りたお金をチャラにする「徳政令」だ。貸す側からしたら、とんでもない損だし、「ラッキー」な借りた側も、二度とお金…
社会
2018/9/19
鬼は、古代から日本人とともにその歴史を歩んできた。古くは『日本書紀』や『風土記』などに登場し、現代にいたるまでさまざまな物語や会話の中で語られている。私たちの…
文芸・カルチャー
2018/8/21
日本の運命を変えるような偉業を成し遂げてきた歴史上の偉人たちは、完全無欠な完璧人間のように見える。しかし、私たちが知っている彼らの姿はあくまでも表の顔にすぎず…
社会
2018/8/19
1992年に創刊された『歴史群像』(学研プラス)は、歴史のなかでも特に人気の高いジャンルである「戦い・戦争」を中心に、歴史上の人物や出来事の実像に迫る雑誌。12月号…
文芸・カルチャー
2018/7/12
世阿弥(ぜあみ)は室町時代初期の猿楽師だ。現代に伝わる能の基本を作った能役者であり、能作者だ。その著書『風姿花伝』や『花鏡』は跡を継ぐ者に向けて書かれた芸術論…
暮らし
2018/6/26
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