『巨大なラジオ/泳ぐ人』(ジョン・チーヴァー:著、村上春樹:訳/新潮社)は、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の作者J・D・サリンジャーと同時代に、都会派の作家とし…
文芸・カルチャー
2018/12/26
デイヴィッド・ゴードンと言えば、『二流小説家』である。いや、当然ながらゴードンが二流の小説家だという意味ではなく、同タイトルの作品でデビューした作家、というこ…
文芸・カルチャー
2018/12/16
2018年10月、お誕生日を迎えられた皇后陛下が、「公務を離れたら、本を読むのを楽しみにしている」旨を述べられた。そこで挙げられたタイトルが注目を浴び、続々重版され…
文芸・カルチャー
2018/12/6
4年ごとの大統領選挙の中間の年に実施されるアメリカの「中間選挙」。11月6日に行われトランプ政権の話題はつきないが、“大統領”といえば、注目すべき小説がまもなく発売…
文芸・カルチャー
2018/11/20
15世紀のイタリアに暮らす画家・フランチェスコと、21世紀のイギリスで母を失った悲しみを抱える少女・ジョージ(ジョージア)。2人の脳内が時代を超えて触れ合う『両方に…
文芸・カルチャー
2018/11/14
おとぎ話といえば、多くの人が子どものころから慣れ親しんでいる物語で、グリム童話やアンデルセン童話などが有名だ。古くから語り継がれているこれらの物語は、私たちに…
エンタメ
2018/11/10
人とうまく関われない19歳の少女が、幸せになるためのToDoリストの課題をクリアしようと奮闘することで、変化していく――10月20日に映画版が公開される『マイ・プレシャス…
エンタメ
2018/10/24
舞台はLAの危険地域、主人公のIQは高校中退の黒人探偵、相棒は地元ギャングチームの一員。絡んでくるのは、ギャングスタラップの大物暗殺案件とビッチな元妻、そして60キ…
文芸・カルチャー
2018/10/20
「ことわざのない話は、塩気のない料理のようなもの」 アフリカには、こんなユニークな言葉があるほど、日常会話の中でことわざが多く使われているそうだ。日本人はことわ…
文芸・カルチャー
2018/9/2
『ライ麦畑でつかまえて』あるいは『キャッチャー・イン・ザ・ライ』という小説の題名を聞いたことがある方は多いはずだ。原題“The Catcher in the Rye”、作者はJ.D.サリ…
文芸・カルチャー
2018/7/30
Netflixでオリジナルドラマとして製作され、エミー賞の受賞やゴールデングローブ賞へのノミネートなど、大きな話題となった『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』。日本で…
文芸・カルチャー
2018/7/15
発売後たちまちベストセラーになり、英米で話題沸騰の『エレノア・オリファントは今日も元気です』(ゲイル・ハニーマン:著、西山志緒:訳/ハーパーコリンズ・ジャパン)…
文芸・カルチャー
2017/12/28
ドラマ『明日の約束』がおもしろい。毒母による支配を描いた井上真央主演の作品で、毎回祈るような想いで観ている。毒母に関する書籍や作品がこの1年ほど多く話題を呼んで…
文芸・カルチャー
2017/12/19
2017年3月に出た、これまでの翻訳仕事についてまとめられた『村上春樹翻訳ほとんど全仕事』(村上春樹/中央公論新社)で「今訳しているところ」と村上春樹が言及していた…
文芸・カルチャー
2017/9/12
翻訳家・柴田元幸が責任編集を務める文芸誌『MONKEY vol.12』(柴田元幸:編/Switch Publishing)は本号で12号目。「翻訳は嫌い?」と題した特集を中心に、村上春樹・川上…
文芸・カルチャー
2017/7/14
村上春樹はハードワーカーである。2017年2月の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋)以来4年ぶりとなる長編小説『騎士団長殺し』(新潮社)を発表す…
文芸・カルチャー
2017/5/14
「こんばんは、村上春樹です」 作家・村上春樹さんが姿を現したのは、4月27日(木)新宿サザンシアターにて開催された13年ぶりとなるトークイベント「本当の翻訳の話をし…
文芸・カルチャー
2017/4/28
90年代後半、カルチャー界の話題をさらったJ.T.リロイといえば、金髪の美少年作家。娼婦の母親のもとに生まれ、母親と客に性的虐待を受ける。11歳で女装売春、14歳でドラ…
映画
2017/4/18
7年ぶりとなる村上春樹の長編小説、『騎士団長殺し』(新潮社)が2月24日(金)に発売されました。村上春樹の長編といえば、発売前から関連イベントが開催されるなど、ち…
文芸・カルチャー
2017/3/1
村上春樹の長編小説『騎士団長殺し』(新潮社)が2月24日に発売決定!『1Q84』以来7年ぶりの長編とだけあって、Amazonでは予約注文の時点ですでにランキング入りを果たす…
文芸・カルチャー
2017/2/19
あのダークファンタジーの傑作「ダークタワー」がリニューアルして帰ってくる!そんなニュースが昨年後半あたりから、ネット上を駆けめぐっていたのをご存じだろうか。 「…
文芸・カルチャー
2017/1/26
2015年7月18日(月)に国内で発売された『Wonder』が大きな話題を呼び、大ヒットシリーズ『ハリー・ポッター』のその後を描いた最新作『ハリー・ポッターと呪いの子 第一…
文芸・カルチャー
2016/8/2
2015年7月18日に発売された、生まれつき顔に障害がある少年・オーガストの日常を描いたR・J・パラシオによる児童書『Wonder』。全世界で300万部を突破した同作に、「毎日…
エンタメ
2016/8/2
2016年2月23日(火)、『永遠の始まり』第3巻・第4巻が同時発売され、超大作「百年三部作」シリーズが遂に完結を迎えた。 著者は世界的人気作家ケン・フォレット。1978年…
文芸・カルチャー
2016/3/19
2015年9月、「もっと海外文学を!」「翻訳物はおもしろいんだ!」というコンセプトを元に『BOOKMARK(ブックマーク)』というフリーペーパーが発行され、今、作家を始め、…
文芸・カルチャー
2016/3/10
2005年に公開されて大ヒットした映画「ダ・ヴィンチ・コード」(05)、ヴァチカンを舞台にガリレオの遺した暗号を解き秘密結社イルミナティの陰謀に迫った「天使と悪魔」…
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2016/2/21
『わたしを離さないで』(カズオ・イシグロ:著、土屋政雄:訳/早川書房) 人生につまずいた時、誰でも一度は「自分は何のために生きているのか、そして何を成すために生…
文芸・カルチャー
2016/1/6
『国を救った数学少女』(ヨナス・ヨナソン:著、中村久里子:訳/西村書店) 鬼才ヨナス・ヨナソン。前作『窓から逃げた100歳老人』は全世界で1,000万部を突破、本国スウ…
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2015/7/6
『チャイルド44』(トム・ロブ スミス:著、 田口俊樹:訳/新潮社) この夏、映画『チャイルド44 森に消えた子供たち』がついに公開される。原作は08年に刊行され、CWA賞…
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2015/6/5
『不思議の国のアリス』(ルイス・キャロル:著、高山宏:訳、佐々木マキ:絵/亜紀書房) 坂本龍馬が薩長同盟実現のために東奔西走し、新選組がその名を天下に轟かせてい…
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2015/5/15
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