人間の毒々しさが巧みに表現された文章に痺れる…。――五十嵐貴久氏のサイコミステリーを読むと、いつもそんな感覚で胸がいっぱいになる。五十嵐氏といえば、出会い系サイト…
文芸・カルチャー
2019/5/6
新年度が始まって新しい環境にも慣れ始めたこの時期には、生活にちょっとした“油断”が生まれてくるかもしれません。今、この時期だからこそ考えておきたいのが日常生活に…
暮らし
2019/4/16
個性派俳優として知られる斎藤洋介氏が、特殊詐欺のひとつである「オレオレ詐欺」の被害に遭っていたという報道があった。次男を名乗る男から連絡が入り、未成年の女性を…
社会
2019/3/27
凶悪な殺人事件が報道されるたび、まるで遠い世界の出来事のように思える人は多いだろう。筆者もそうだった。そして、犯人たちをひたすら恐れ、憎んできた。金のために何…
社会
2019/3/17
急に車のブレーキがきかない、クレジットカードが不正利用された、乗った飛行機が墜落しそうだ――映画やドラマで他人事として見ていた絶体絶命の危機やアクシデントは、シ…
暮らし
2019/2/28
2017年に公開された映画『22年目の告白 私が殺人犯です』は予想外のラストに観客がド肝を抜かれた、どんでん返しミステリー。主演を務めた俳優・藤原竜也の演技力も大きな…
文芸・カルチャー
2019/2/11
世間を騒がせた犯罪者が刑務所で執筆した「獄中記」は、どこか複雑な気分(読むことで犯罪者を利するんじゃないか、自分に都合のいい主張なんじゃないか…etc.)もついてま…
社会
2019/2/8
犯人は、なぜ被害者を殺したのか――。ミステリー小説において「ホワイダニット(Why done it?)」と呼ばれるこのテーマは、犯人の名前に次ぐ重大な謎の1つである。カネ、痴…
社会
2019/1/30
日本社会の片隅にポッカリと大きな口を開けて、転がり込む者たちを待ち受ける“見えざるアリ地獄”があるのをご存じだろうか。ひとたびそこに転落してしまうと、容易には抜…
社会
2019/1/21
北尾トロの『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』(文春文庫)や、裁判傍聴芸人として有名な阿曽山大噴火(あそさんだいふんか)の『裁判大噴火』(河出書房新社)などの…
社会
2019/1/8
検察官「あなた逮捕された時、調書作りましたね?」 被告「ハァ~、作ってましたかね」 検察官「調書、見たことありますか?」 被告「あ〜見たことないすね〜。コレ、ボク…
社会
2018/12/16
「平成最後の…」というフレーズも、だんだん聞き飽きた感が否めなくなってきたような、そんな年の瀬。だがやっぱり、これから迎えるのは平成最後の年末となる。バブル崩壊…
社会
2018/12/15
突然だが、みなさんは“性犯罪者”と聞くと、どのような人物像を思い描くだろうか。きっと、いわゆる「ロリコン」と呼ばれる「小児性愛者」や見た目からして変わっている人…
社会
2018/12/12
1959年、旧ソ連のウラル山脈で奇妙な遭難事件が起きた。若い男女9名からなる登山チームが氷点下30度の深夜、全員テントを飛び出し、1キロ半以上も離れた場所で凄惨な遺体…
エンタメ
2018/12/1
あなたが普段見ないフリ、気づかないフリをしていても、世の中には表の世界と裏の世界がある。テレビやインターネットで見聞きしたあのニュースが、実は裏では別の何かと…
文芸・カルチャー
2018/11/30
あなたが普段見ないフリ、気づかないフリをしていても、世の中には表の世界と裏の世界がある。テレビやインターネットで見聞きしたあのニュースが、実は裏では●●とつなが…
文芸・カルチャー
2018/11/27
あなたが普段見ないフリ、気づかないフリをしていても、世の中には表の世界と裏の世界がある。テレビやインターネットで見聞きしたあのニュースが、実は裏では●●とつなが…
文芸・カルチャー
2018/11/26
普段見ないフリ、気づかないフリをしていても、世の中には表の世界と裏の世界がある。テレビやインターネットで見聞きしたあのニュースが、裏では●●とつながっていた…、と…
文芸・カルチャー
2018/11/25
街中でたびたび見かけるのが、老人たちの集まっている怪しいテナント。軒先に掲げられた看板やのぼりには「健康」や「自然食品」なるきれいな言葉が並んでいて、時間が経…
社会
2018/11/18
詐欺、悪質商法、カルト宗教といった、いわゆる“地下経済”の活動は、鎮まるどころか勢いを増すばかりだ。これら地下経済での活動に従事する者は、わたしたち“オモテ社会”…
ビジネス
2018/11/6
光が当たれば影ができるように、世の中には“オモテ”と“ウラ”が存在する。私たちが買い物し、ご飯を食べ、レジャースポットでお金を落とす当たり前の消費行動を“オモテの経…
社会
2018/10/25
「クレイジージャーニー」(TBS)や多数の著書で、スラム街や麻薬汚染地域など世界の危険地帯をルポするジャーナリスト、丸山ゴンザレスさん。彼が10年近く、定点観測のよ…
エンタメ
2018/9/30
1998年7月25日。和歌山市園部で、地元の夏祭りでふるまわれたカレーに毒物が混入される事件が起こった。異常を訴えた町民は67人、そして死者は4人にものぼった。和歌山県…
社会
2018/8/31
怖い話イコール幽霊や怪談というわけではない。実在する事件簿などを読んでいると、むしろ「人」こそが一番怖い存在なのではないかと思わされることはしばしばある。 怨念…
社会
2018/8/27
財産目当てで結婚相談所に入会し、高齢男性を次々と毒牙にかけた筧千佐子。周辺への丹念な取材と、獄中インタビューにより事件の真相に迫った1冊が『全告白 後妻業の女 「…
社会
2018/8/19
過去に起きた数ある凶悪事件の中でも、宮崎勤、小林薫、宅間守らが起こした凶行は世間に大きな衝撃を与えた。しかし、凄惨な事件を起こしても彼らは取り調べや裁判で一切…
社会
2018/8/14
人と話をしていて「あれ? なにか変だけど…」とモヤモヤが残ることはないだろうか。その違和感や疑問が解消されなければ、話が終わっても何か納得できない。プライベート…
ビジネス
2018/8/2
2018年6月24日、テレビやネットでは菊池桃子氏が同じ犯人から2度目のストーカー被害を受けたとのニュースが飛び交った。芸能人のこうしたストーカー被害は特異な問題のよ…
社会
2018/7/17
2018年6月9日に発生した、東京発新大阪行きの東海道新幹線「のぞみ265号」の車内で起きた無差別乗客殺傷事件は多くの人々に驚きと恐怖を与えた。こうした事件が起きると必…
社会
2018/7/8
あなたは刑務所と聞いて、何を想像するだろう。 さしずめ「和彫りの入った凶悪な面構えの者がゾロゾロ収容されていて、毎日乱闘が絶えない」といったイメージではないだろ…
社会
2018/6/20
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栗山千明でドラマ化「行動心理捜査官」シリーズ完結編。12件の殺人犯 元心療内科医が獄中から放火を手引きした謎を解け
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