「住宅」購入は一生ものの大きな夢。こんな街のこんな住まいで、こんな風に暮らしたい…希望を思い描く。それゆえ、見た目のよさや住環境のほうに意識がいってしまいがち。…
暮らし
2016/7/13
友人に赤ちゃんが生まれたのでお祝いの品を選びに行く。何をあげるかはすぐに選べなくてもプレゼントする物の色は決まっている。 “女の子だから、ピンク” 女性にとってい…
社会
2016/7/12
1980年代前半に生まれた世代には、バブル世代(1965~70年生まれ)や団塊ジュニア世代(1971~74年生まれ)といった明確な名前がないという。1980年代前半生まれの上の世…
社会
2016/7/10
介護をして、初めて目の当たりにした父の姿がある。介護老人保健施設で自由に喫煙できないのを不満に思っていた父を外に連れ出し、煙草を1本渡すと、父は「おっ、ありがて…
社会
2016/5/18
町の図書館といえば、書架と机が整然と並んでいて、本や雑誌を無料で借りられる場所。そんなイメージが一般的な日本の図書館の常識をひっくり返す、『拝啓市長さま、こん…
社会
2016/5/10
朝日新聞社会部には、裁判の傍聴を専門にする記者たちがいる。そのひとりが上司に「いま担当している裁判で100行書きたい。(紙面の文字数上限の)30行じゃとても書けない…
社会
2016/4/18
3年連続で2万件超え――。これは2013年から15年にかけて、警察庁が把握した「ストーカー事案」の認知件数だ(警察庁の統計資料より)。このストーカー認知件数は、2000年11…
社会
2016/4/15
『エロスと「わいせつ」のあいだ表現と規制の戦後攻防史』(園田 寿・臺 宏士/朝日新聞出版) 春画ブームである。昨年、永青文庫で開催された日本初の『春画展』は新聞や…
暮らし
2016/3/28
あなたは「鳥居」という歌人をご存じだろうか? 揃えられ主人の帰り待っている飛び降りたこと知らぬ革靴 孤児たちの墓場近くに建っていた魚のすり身加工工場 目の前に立ち…
文芸・カルチャー
2016/2/10
民俗学と聞くと「昔の村や地方の風習などを研究する学問」だと思う人も多いかもしれません。確かにそれはそうなのですが、それは民俗学の一部分に過ぎないのです。昔の村…
社会
2016/1/17
近年の日本では深刻な社会問題の一つとなっているレイシズム(人種差別主義)。この問題を扱う書籍は多く発表されているが、ツイッターで人気の社会心理学者による『レイ…
社会
2015/12/28
乱雑な部屋に取り残された様子の乳児と女の子。チェーンがかかったドアの隙間から、少女に声をかけている母親らしき女。そして、ひときわ目立つ赤で記された「いい子にし…
マンガ
2015/12/15
9月26-27日の2日間にわたって岐阜県・中津川公園で開催された〈中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2015〉。今年で3回目を数えるこのイベント最大の特徴といえば、運営に関わる電力…
社会
2015/12/9
SNSや動画投稿サイトで、友達や恋人を作るのは今やよくある話。しかし、オトナからすると「ネット上の繋がりは本当に安全なのか?」という気持ちはまだまだあるかもしれな…
コミックエッセイ
2015/10/18
「反知性主義」という言葉をご存知だろうか。 今年に入って『日本の反知性主義』(内田樹編/晶文社)、『反知性主義とファシズム』(佐藤優、斎藤環/金曜日)、『超・反知…
文芸・カルチャー
2015/10/9
集団的自衛権、安保関連法案などのニュースで目にする国会前デモ。そこで話題を呼んでいるのが、学生団体「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)」だ。彼らの深…
政治
2015/9/7
『「子供を殺して下さい」という親たち』(押川 剛/新潮社) 「子供を殺して下さい」――。この言葉が発せられたのはフィクションの中ではない。20代の子供を持つある母親が…
出産・子育て
2015/8/21
『ネット私刑』(安田浩一/扶桑社) 凄惨な事件が起きるたびにネット上で行われる犯人探し。それは時に警察の捜査よりも素早く犯人を特定してしまうほどの情報能力を持つ…
社会
2015/8/17
子どもにとって害となる親を指して“毒親”と呼ぶようになった昨今――。2012年には毒母との過去を描いた『母がしんどい』(田房永子)が発表され、毒親という存在が浸透しは…
コミックエッセイ
2015/8/11
『下流老人一億総老後崩壊の衝撃』(藤田孝典/朝日新聞出版) いつだったか、元総理の小泉さんが「人生には3つの坂がある」なんてことを言っていた。上り坂、下り坂、そし…
社会
2015/8/10
高齢者社会に伴い意外な書籍の売れ行きが好調だ。それは“エンディングノート”。そう、亡くなるまでの時をどのように過ごし、何を準備しておくべきかを綴ったもの。事務的…
社会
2015/7/29
『治安はいいのにチカンが多いって、どういうこと?』(異文化コミュニケーション研究所:編/バジリコ) 「高校にこんなミニスカートの娘が沢山いたら男の教師も大変だな…
社会
2015/6/22
『触法少女』(ヒキタクニオ/徳間書店) 腹を痛めて産んでも、子どもは生を受けたその瞬間からひとりの確固たる人間である。しかし、悲しいかな、言うことを聞かない子ど…
文芸・カルチャー
2015/6/5
『紋切型社会―言葉で固まる現代を解きほぐす』(武田砂鉄/朝日出版社) 「あなたはイヌ派?ネコ派?」と訊かれたら、ライターの武田砂鉄さんは「別にどっちも好きじゃない…
文芸・カルチャー
2015/6/1
『あいこのまーちゃん』(やまもとありさ/笠倉出版社) 昨年、アーティスト・ろくでなし子氏が、自身の「女性器」の3Dデータを配布した容疑で逮捕された。この衝撃的なニ…
マンガ
2015/5/27
『教師の資質 できる教師とダメ教師は何が違うのか?』(諸富祥彦/朝日新聞出版) 教師の不祥事が取り沙汰されるたび、「またか」という残念な気持ちになる。それほどまで…
社会
2015/5/17
『昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか』(大塚ひかり/草思社) 先日、とある取材で瀬戸内海の離島を訪れる機会があった。その島では、20世帯あまりが暮らしてお…
暮らし
2015/4/19
『鵺の鳴く夜を正しく恐れるために——野宿の人びととともに歩んだ20年』(稲葉剛/エディマン) 鵺(ぬえ)とは、平安時代の伝説上の妖怪である。サルの顔、タヌキの胴体、…
社会
2015/3/8
“迷惑をかける”というのは良いことでしょうか、悪いことでしょうか。「文字通り相手に迷惑をかけるのだから、悪いに決まっている」と思うのが大多数かと思います。故意に…
マンガ
2015/2/6
さて、ここからは出版社で実際に新書を作っている、各出版社の編集者によるオススメ作品をご紹介。ロングセラー新書から、“今”を読み解く新書まで、各編集者からのコメン…
ピックアップ
2015/2/3
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