千葉県の野田市で起きた10歳女児死亡事件はSOSを出した子どもに救いの手が差し伸べられず、行政の対応にも厳しい批判が相次いだ。だが、これは氷山の一角だ。児童虐待事件…
文芸・カルチャー
2019/2/23
子供が犠牲になる事件や事故を報道で知ったとしても、危険の予知というのは難しいものだ。『「小さないのち」を守る 事故、虐待、いじめ……証言から学ぶ予防と対策』(朝日…
社会
2019/1/31
自身の半径5メートル以内には存在していない、異質のものを見ては、自分には関係のない存在だと目をそらしてしまう人たちがいる。それくらいならば、まだマシな方だ。なか…
マンガ
2019/1/13
東京都港区の南青山で、児童相談所を含めた児童福祉に関連した複合施設の建設計画に対して、一部の住民が反対しているという。個人的には、この手の反対の声に共感してい…
社会
2018/12/21
「1億円稼ぐ小学生になりたくはないか?」そんな扇情的なセリフがおどる『秘密のチャイハロ』(鈴木おさむ:原作、桜倉メグ:漫画/講談社)。放送作家の鈴木おさむ氏が原…
マンガ
2018/9/1
「なかよし」で連載中のマンガ『秘密のチャイハロ』。“子供たちの貧困”をテーマに、秘密の「チャイルド・ハローワーク」で働く子供たちの残酷な現実を描いた作品だが、毎…
マンガ
2018/8/26
阪神淡路大震災や地下鉄サリン、酒鬼薔薇事件など、悲惨な出来事が重なった1990年代を舞台にした、ふみふみこさんによる『愛と呪い』1巻(新潮社)。主人公は地方都市で暮…
マンガ
2018/6/30
『日本一短い「母」への手紙一筆啓上』(福井県丸岡町/大巧社)を覚えているだろうか。子が親へ贈る美しい感謝の言葉の数々に多くの人が感動し、大ベストセラーとなって映…
社会
2018/3/25
『猿の惑星』(ピエール・ブール:著、大久保輝臣:訳/東京創元社)という作品をご存じだろうか。進化した猿たちが人間を支配して生活する、ある惑星を舞台にした物語だ。…
社会
2018/3/23
歌川たいじの『母さんがどんなに僕を嫌いでも』の実写映画化が決定。母親を吉田羊、息子を太賀が演じることも発表され、「これが映画化なんて見逃せない!」と注目を集め…
エンタメ
2018/3/21
虐待は連鎖するといわれる。虐待した親、特に母親の多くは、自身も暴力の被害者であることが多い。だが、ここで虐待する親を「色眼鏡」でみないでほしい。すべての虐待を…
出産・子育て
2017/11/17
雑貨店や100円ショップなどで売られている、仮装用品の鼻眼鏡。購入や使用機会こそなかなかありませんが、そのコミカルな形状は、多くの人がごぞんじでしょう。でも、この…
社会
2017/6/16
いじめ・児童虐待……人間社会には、目を覆いたくなるような凄惨な事件が相次いでいる。残念なことに未だ解決の兆しが見えないこれらの問題だが、人はどこかでこういったい…
社会
2017/6/1
動画投稿サイト「本TUBE」のスペシャル企画“著者出演インタビュー”で、ノンフィクション作家・石井光太が2016年8月18日(木)に発売された『鬼畜の家~わが子を殺す親たち…
社会
2017/5/14
連載開始前からTwitterで4,000リツイートを超えた実録アルコール依存エッセイ、『酔うと化け物になる父がつらい』のWEB連載が2017年4月18日(火)に開始された。 「アルコ…
マンガ
2017/5/4
いつの時代でも“権力”というものは存在する。弱い立場にいる者が、たとえ正しくあっても強い権力の下では泣き寝入りし無力となることは少なくない。一個人の前に立ちはだ…
社会
2017/4/21
どんなにあやしても泣き止まない。イヤイヤ期の反抗的な態度。子育ては楽しいばかりではありません。つらい思いもセットなのです。自分に余裕がなくて、イヤイヤされたと…
出産・子育て
2017/4/3
『ルポ児童相談所-一時保護所から考える子ども支援』(慎泰俊/筑摩書房) 日々起こる子どもたちを巻き込んだ事件や事故の数々。親の虐待、貧困、子どもの非行、置き去り…
社会
2017/3/24
著書『ヘヴン』で、ひどいいじめを受ける“僕”とコジマが、少しずつ心を通わせながらも、辛い現実にさらされる様子を描いた川上未映子さん。映画『イノセント15』で、虐待…
映画
2016/12/16
思春期という、誰もが通過する、甘酸っぱいけれど残酷な時代。大人と子どもの間のような複雑な心境は、様々な作品で描かれている。著書『ヘヴン』で、ひどいいじめを受け…
映画
2016/12/16
日本人が「貧困」という言葉を聞くと、発展途上国でその日の食事にも困っている人々を想像しがちではないだろうか。しかし、貧困とはもっと身近に差し迫った問題としてこ…
社会
2016/12/13
世の中にはその仕事をしていなければ見ることができない世界がある。かつての人気ドラマシリーズに松本清張原作による『家政婦は見た!』というドラマがあった。サスペン…
社会
2016/11/10
ニュースで「児童虐待」の文字を目にする度に、いやな気持ちになる。なぜ、将来を切り開いてくれる子どもたちが虐待という仕打ちを受けなければならないのか。大人が手を…
社会
2016/10/11
一匹の蝶の羽ばたきが、地球の反対側で嵐を起こすかもしれないことを「バタフライ効果」と呼ぶ。ほんの些細な出来事が、重大な結果をもたらす可能性と、それを予測するこ…
社会
2016/9/28
母親に虐待された過去を持つ女性が母親の真の姿と向き合い、自分を取り戻していく様子を描いた人気小説『愛を乞うひと』が、2016年冬にスペシャルドラマとして放送される…
エンタメ
2016/9/22
子どもを「ちゃんとしつけなくては」と思うあまり、つい厳しく叱りすぎたり、怒鳴りつけてしまったりすることはないだろうか。あるいは、スマホに気を取られているうちに…
出産・子育て
2016/9/14
保健室で保健の先生と話すと、なんだか安らぐ。なんでも聞いてくれそうな雰囲気が嬉しい。今も昔も、学校にいる生徒たちの緊張がちょっと解きほぐされる場所、それが保健…
社会
2016/9/8
2万4000人という数字が何の数字だかご存じだろうか。54年間、およそ半世紀の間にどこにいるかわからなくなった児童の累計人数である。この数字の大きさに、まさかと目を疑…
社会
2016/8/26
どこか語ることがタブーとされている「性虐待」という問題。だがここ最近、その「性虐待」を正面から見つめる作品が少しずつ注目を集めている。たとえば自らの性虐待体験…
エンタメ
2016/7/15
どこか語ることがタブーとされている「性虐待」という問題。だがここ最近、その「性虐待」を正面から見つめる作品が少しずつ注目を集めている。たとえば自らの性虐待体験…
エンタメ
2016/7/15
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