テレビの地上波で時代劇はほとんど見なくなってしまったが、どっこい小説の世界では「時代もの」は一大ジャンル。人気シリーズの続編も着々と刊行が続き、ファンの熱い支…
文芸・カルチャー
2024/4/17
『成り上がり弐吉札差帖』(千野隆司/KADOKAWA)第3回【全3回】 江戸の裏長屋暮らしだった少年・弐吉は、直参の侍が働いた狼藉により両親を亡くす。以来弐吉は、家族を奪…
文芸・カルチャー
2023/12/4
『成り上がり弐吉札差帖』(千野隆司/KADOKAWA)第2回【全3回】 江戸の裏長屋暮らしだった少年・弐吉は、直参の侍が働いた狼藉により両親を亡くす。以来弐吉は、家族を奪…
文芸・カルチャー
2023/12/3
負けてなるものか。愚直に努力を積み重ねていけば、いつかその頑張りが報われる日は来る。天は味方してくれる。知恵と根性を武器に、札差の世界でのし上がっていく青年の…
文芸・カルチャー
2023/12/2
『成り上がり弐吉札差帖』(千野隆司/KADOKAWA)第1回【全3回】 江戸の裏長屋暮らしだった少年・弐吉は、直参の侍が働いた狼藉により両親を亡くす。以来弐吉は、家族を奪…
文芸・カルチャー
2023/12/2
『わたしのお殿さま』(鷹井伶/KADOKAWA)第5回【全5回】 紀伊の霊峰を仰ぐ地で、刀鍛冶の家系に生まれた美禰。後継者となるべく鋒国(みねくに)という名を与えられ男を…
文芸・カルチャー
2023/11/28
『わたしのお殿さま』(鷹井伶/KADOKAWA)第4回【全5回】 紀伊の霊峰を仰ぐ地で、刀鍛冶の家系に生まれた美禰。後継者となるべく鋒国(みねくに)という名を与えられ男を…
文芸・カルチャー
2023/11/27
『わたしのお殿さま』(鷹井伶/KADOKAWA)第3回【全5回】 紀伊の霊峰を仰ぐ地で、刀鍛冶の家系に生まれた美禰。後継者となるべく鋒国(みねくに)という名を与えられ男を…
文芸・カルチャー
2023/11/26
『わたしのお殿さま』(鷹井伶/KADOKAWA)第2回【全5回】 紀伊の霊峰を仰ぐ地で、刀鍛冶の家系に生まれた美禰。後継者となるべく鋒国(みねくに)という名を与えられ男を…
文芸・カルチャー
2023/11/25
幼き頃に江戸の大火で両親とはぐれ、吉原で育てられた少女は相手の体の不調を当て、症状に効く食材を見出す――。主人公のつくる愛情こもった薬膳料理の数々はもちろん、「…
文芸・カルチャー
2023/11/24
『わたしのお殿さま』(鷹井伶/KADOKAWA)第1回【全5回】 紀伊の霊峰を仰ぐ地で、刀鍛冶の家系に生まれた美禰。後継者となるべく鋒国(みねくに)という名を与えられ男を…
文芸・カルチャー
2023/11/24
このまま三島屋シリーズは終わってしまうのか―― 前作の内容から、そう感じたファンは多かったはず。もちろん僕もその1人であり、「叶うことなら次回作をぜひ……!」と心か…
文芸・カルチャー
2023/10/23
流れぬ川の水は、塵芥の堆積と共に淀み、やがて腐る。下から上へと臭い立つ腐臭は、夏の盛りにとりわけ酷く、人々の顔を歪ませる。ボウフラが湧き、大量の蚊が発生するど…
文芸・カルチャー
2023/9/20
『木挽町のあだ討ち』(永井紗耶子/新潮社)はタイトルの通り、主人公・菊之助の仇討ちをテーマにした作品であり、第169回直木賞受賞作品のひとつだ。山本周五郎賞も受賞…
文芸・カルチャー
2023/9/7
2023年5月9日(火)、作家の佐伯泰英氏による小説『奔れ、空也 空也十番勝負(十)』(文藝春秋)が発売。本作をもって、2017年から続いた時代小説シリーズ「空也十番勝負…
文芸・カルチャー
2023/5/9
世の中には、誰もやりたがらない面倒な仕事がある。それをこなす存在は唯一無二。そういう人がいるからこそ、この世界は上手く回っている。 『藩邸差配役日日控』(砂原浩…
文芸・カルチャー
2023/4/21
『侠』(松下隆一/講談社)は、江戸の本所を舞台にした時代小説だ。 「侠」とは、「男らしく勇ましい行いをすること。また、その気質」という意味だそう。ただ、そういっ…
文芸・カルチャー
2023/2/22
まるで四尺玉の花火が休むことなくあがり続けているような――。今村翔吾作品を追いかけ、読んでいると、そんな景色が浮かんでくる。山田風太郎賞受賞作『じんかん』、2022…
文芸・カルチャー
2022/11/5
吉原を舞台にした小説というと、遊女たちの悲しき恋の物語が連想されがちだが、朝井まかて氏の『落花狼藉』(双葉社)は、吉原創建の中心人物となった庄司甚右衛門の妻で…
文芸・カルチャー
2022/8/31
『姫君と侍女 明治東京なぞとき主従』(伊勢村朱音/KADOKAWA)、第7回角川文庫キャラクター小説大賞〈優秀賞〉と〈読者賞〉をダブル受賞した、新進気鋭の時代小説だ。 舞…
文芸・カルチャー
2022/8/26
圧倒的な疾走感で綴られる『イクサガミ 天』(今村翔吾/講談社文庫)は、エンターテインメント性溢れる時代小説だ。 作者の今村翔吾氏は、直木賞受賞作である『塞王の楯』…
文芸・カルチャー
2022/2/15
家同士の政争に巻き込まれながらも、決して公正さを捨てず、己を見失わず、理不尽さに立ち向かっていく、固い絆で結ばれた兄弟たち。時代小説の新たな旗手により、また一…
文芸・カルチャー
2022/2/11
かつて「海道一の親分」として名を馳せた幕末・明治の侠客・清水次郎長(しみずのじろちょう)。次郎長の養子であった天田愚庵による伝記『東海遊侠傳 一名次郎長物語』(…
文芸・カルチャー
2022/1/7
コロナ禍が続くこと約1年。時間が経つごとに大きくなるのは、医療従事者への尊敬の念だ。いまもなお、新型コロナウイルスと闘う献身的な彼らをテレビで見るたび、頭が下が…
文芸・カルチャー
2021/5/19
「こんなにぴちぴちした江戸時代、人生で初めて読んだのである」と欣喜雀躍する森見登美彦、「作品の命というべきものが吹き込まれている」と感慨多端の冲方丁、「早くも…
文芸・カルチャー
2020/10/30
“最弱の同心”ともののけとの戦いを描いた痛快時代小説『臆病同心もののけ退治』が、2020年8月6日(木)に発売された。ネット上で「ワクワクしながらあっという間に読み終…
文芸・カルチャー
2020/8/15
こんなにも“今”と重なる小説があるだろうか。2017年下半期の直木賞候補作となった『火定』(澤田瞳子/PHP研究所)の舞台は、奈良時代。民を救うため、というよりは、皇后…
文芸・カルチャー
2020/4/16
時は幕末。「桜田門外の変」はすでに起こってしまい、徳川政権瓦解まで残された時間はあと十年足らず。そんな時代を舞台にした痛快時代小説がまた一つ誕生した。 著者はエ…
文芸・カルチャー
2020/3/29
永禄4(1561)年の越後。後に上杉謙信と名乗る政虎(まさとら)は、毘沙門天を深く崇拝し、清く強い武将として国を治めていた。しかし、政虎の治める越後に、想像だにしな…
文芸・カルチャー
2020/1/16
とにかくごはんがおいしそうな小説『湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ』(中島久枝/ポプラ社)。江戸時代を舞台に、上野広小路から湯島天神に至る坂の途中にかまえた小さ…
文芸・カルチャー
2019/11/16
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愛のない契約結婚が辛くて離婚を決意したけど… 口下手社長のギャップにときめく『冷徹社長の執愛プロポーズ』
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「シュトレン」などスイーツで描かれる物語。インスタで評判になり、早くも続刊が登場した『ものがたり洋菓子店 月と私 ふたつの奇跡』
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100均のしゃもじで小顔が作れる? 体全体のコリをほぐして頑張らずに小顔を作る方法とは
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10万部突破 養老孟司氏の集大成的1冊。変化し続ける世界をうまく生き抜く哲学本『ものがわかるということ』
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花澤香菜、小林千晃らでTVアニメ化『花野井くんと恋の病』。恋を知らない少女と愛が重いピュアな少年のラブストーリー