「四面楚歌」――誰もが耳にしたことのある四字熟語で、その意味は広く知られている。周囲が敵対者ばかりで、味方がいない状況を表した言葉。それが、四面楚歌である。この…
文芸・カルチャー
PR2023/11/1
『タクシードライバー』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など、代表作を並べ始めたらきりがない巨匠マーティン・スコセッシ監督ですが、新作の『キラーズ・オブ・…
文芸・カルチャー
2023/10/20
「歴史を学んで得することがありますか?」 「歴史好き」が幾度となく質問される、世間からの「問い」だと思う。 『教養としての歴史小説』(今村翔吾/ダイヤモンド社)の…
文芸・カルチャー
2023/8/30
戦国時代の三河を舞台に、名もなき雑兵の出世物語を描いた小説『三河雑兵心得』シリーズ(井原忠政/双葉文庫)。『この時代小説がすごい!2022年版』文庫書き下ろし部門…
文芸・カルチャー
2023/4/21
「ああッ、ここ、鉄笠が凹んどるがね」「これで厄落としだら、今日はきっとええことがあるがや」。歴史小説は大の苦手という人でもすらすらと読めるのは、物語にぽんぽん…
文芸・カルチャー
2023/3/31
歴史上の人物が等身大となり、活き活きとその生き様を見せてくれる、そして歴史という名の現代につながる無数の糸の在りかを示し、読者を唸らせ続ける門井慶喜さん。数多…
文芸・カルチャー
2023/2/8
「名前」というのは、名づけた人の想いが込められているものである。それは昔も今も変わらない人間のごく自然な営為だ。……だとすると、「幸村」という名には、どのような…
文芸・カルチャー
2022/4/22
戦国時代は、ハードだ。昨日の味方は、今日の敵。毎日が「生きるか死ぬか」の状況下で、生き延びるだけでも大変である。 でも、だからこそ、戦国時代を舞台にした物語は、…
文芸・カルチャー
2022/1/23
【PR】 2017年に『火喰鳥』でデビューを果たし、現在までに20冊以上の歴史小説・時代小説を出版している小説家の今村翔吾氏。“いま最も熱い歴史小説家のひとり”として名高…
文芸・カルチャー
PR2021/10/29
『塞王の楯』(今村翔吾/集英社) 『塞王の楯』(今村翔吾/集英社)は、石垣作りの職人を主人公にした戦国エンターテインメント小説である。 感想を先に書いてしまうと………
文芸・カルチャー
2021/10/26
「この人は善人」「あの人は悪人」と、私たちは無意識的に人間をカテゴライズしがちだ。そうして、自らが善人側に立っているという確信が持てた途端、徹底的に悪人側を叩…
文芸・カルチャー
2020/7/31
極寒の地を舞台にした熱い小説が話題となっている。『熱源』(川越宗一/文藝春秋)は、著者の書き下ろし長編の2作目にして第162回直木賞を受賞し、さらに今週発表される20…
文芸・カルチャー
2020/4/6
立派なあごひげ、「板垣死すとも自由は死せず」の名ゼリフ──板垣退助は、日本史の教科書に見る人物の中でも、とくに印象の強い政治家だ。しかし、教科書にある板垣につい…
文芸・カルチャー
2020/1/15
池波正太郎の『鬼平犯科帳』は、これまで幾度もドラマ化されてきた人気の歴史小説だ。その主人公・長谷川平蔵の足どりを、小説と古地図の中の江戸を重ねながら楽しむため…
暮らし
2018/1/23
闕所(けっしょ)とは、罪を犯した者から財産を没収することだ。江戸時代、財産の召し上げや取り上げた物の競売、それを売った代金の幕府への納付など、闕所に関する一連…
文芸・カルチャー
2017/9/6
1月上旬に発売された次世代のエンターテインメント時代小説『躍る六悪人』(竹内清人/ポプラ社)を、もう読んだだろうか?(未読の方は、こちらの記事も読んでみてほしい…
文芸・カルチャー
2017/3/11
剣豪・宮本武蔵の真の姿を、7人の敵側の視点から焦点を当てた『敵の名は、宮本武蔵』が、2017年2月25日(土)に発売された。 同書の著者・木下昌輝は、2014年にデビュー作…
文芸・カルチャー
2017/3/9
次世代の時代小説が誕生した瞬間を、目の当たりにした気分だった。映画脚本の俊才、竹内清人氏初のオリジナル小説『躍る六悪人』(ポプラ社)は、今までの時代小説の常識…
文芸・カルチャー
2017/1/18
「史実」という「点」でしかない事実をフィクションに落とし込み、一つの「線」として「物語」になっているのが時代小説だと思う。『梅もどき』(諸田玲子/KADOKAWA)は、…
文芸・カルチャー
2016/12/1
『維新の肖像』(安部龍太郎/潮出版社) 安部龍太郎さんが最初に直木賞候補となったのは1994年。そこから19年経った2013年に『等伯』で同賞を受賞。ベテランの栄誉はファ…
文芸・カルチャー
2015/4/6
冲方丁の歴史小説シリーズ第3弾となる『はなとゆめ』の電子書籍の配信が始まった。そこで、各電子書店では、第1弾、2弾にあたる『天地明察』と『光圀伝電子特別版』の上巻…
歴史小説
2013/11/13
物語の冒頭に、こんな博打の場面がある。伏せたお椀が4つに、小石がひとつ。お椀のどれかに小石が入っている。子は、どれに入っているかひとつを選ぶ。親は、小石の入って…
小説・エッセイ
2013/10/14
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深夜残業でクタクタ…。部屋に入った瞬間、くろべぇ布団に倒れ込み朝を迎える/ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話6 ⑥
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正体を知らずに王子がダンスに誘った女性は?/身に覚えのない理由で婚約破棄されましたけれど、仮面の下が醜いだなんて、一体誰が言ったのかしら?⑤
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10万部突破 養老孟司氏の集大成的1冊。変化し続ける世界をうまく生き抜く哲学本『ものがわかるということ』
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花澤香菜、小林千晃らでTVアニメ化『花野井くんと恋の病』。恋を知らない少女と愛が重いピュアな少年のラブストーリー