2002年3月、ひとりの少女が監禁先から祖父母のもとへ逃走し、警察に保護されたことがきっかけとなって恐るべき残虐な事件が発覚する。後に裁判官から「犯罪史上稀に見るよ…
文芸・カルチャー
2023/2/11
壁を1枚隔てた隣人は近いけれども、遠い存在。隣で暮らす人の素性や人柄をよく知らないという方は読者の中にも多いのではないだろうか。その隣人が、もし自分の知らない一…
文芸・カルチャー
2020/11/8
2人以上殺した者は、“天使”によって即座に地獄に落とされてしまう。「降臨」から5年、不気味な天使が空を飛ぶようになってから、世界は変わってしまった…。本作『楽園とは…
文芸・カルチャー
2020/9/27
この世に存在しているのに、まるで自分はここにいないみたいだ――そう絶望し、生きる意味がわからないと思った日が筆者にはある。鏡に姿は映っているのに、誰の心にも自分…
文芸・カルチャー
2019/10/20
猟奇的な描写が読み手の好奇心をくすぐるミステリー小説は、数多く存在する。だが、『キリングクラブ』(石川智健/幻冬舎)ほど、“人間の闇”を美しく描いている作品には、…
文芸・カルチャー
2019/9/3
「親を殺したくなったり、早く死んでほしいと思ったりしたことはありませんか?」 『親を殺したくなったら読む本 「親に疲れた症候群」の治し方』(マキノ出版)の著者で…
暮らし
2019/8/13
日本では高齢化が加速し、介護を必要とする人の数は想像以上の速さで急増している。医療の進歩で長生きできるようになり、介護期間が以前よりも延びていることも関係して…
社会
2019/7/4
コリン・ウィルソンの一連の著作や、『FBI心理分析官』(ロバート・K.レスラー、トム・シャットマン/早川書房)などにより、異常で残忍な犯行を繰り返すシリアルキラーや…
社会
2019/5/9
凶悪な殺人事件が報道されるたび、まるで遠い世界の出来事のように思える人は多いだろう。筆者もそうだった。そして、犯人たちをひたすら恐れ、憎んできた。金のために何…
社会
2019/3/17
葉真中顕の小説『絶叫』が、尾野真千子主演でドラマ化されることが決定。尾野が保険金目当ての殺人に手を染めるOLを演じるとあって、「尾野さんの演技力に期待」と注目を…
エンタメ
2019/1/19
過去に起きた数ある凶悪事件の中でも、宮崎勤、小林薫、宅間守らが起こした凶行は世間に大きな衝撃を与えた。しかし、凄惨な事件を起こしても彼らは取り調べや裁判で一切…
社会
2018/8/14
2018年6月9日に発生した、東京発新大阪行きの東海道新幹線「のぞみ265号」の車内で起きた無差別乗客殺傷事件は多くの人々に驚きと恐怖を与えた。こうした事件が起きると必…
社会
2018/7/8
イケメンたちから思い描いたように求められる、いわゆる逆ハーレムは、自分にはハードルが高い。あるいは、ベタすぎて飽きてしまった…。そんな乙女にオススメしたい作品が…
マンガ
2018/5/19
最近は凶悪犯罪が増えた…そんな風に感じているだろうか。データを見ると、実際はその逆であることがわかる。警視庁が平成28年7月に発表した「平成26年、27年の犯罪情勢」…
社会
2018/2/17
昨年12月の見直しで、約7割の世帯で受給額が引き下げられることが決定し、あらためて議論の的となっている生活保護制度。人気作家・中山七里が1月23日に刊行した新作『護…
文芸・カルチャー
2018/1/31
身近な人間に命を狙われ、殺される。まさか自分がそのターゲットになるなんて、誰も思っていないだろう。何か険悪な関係であったり、恨まれるようなことをしていたりすれ…
マンガ
2017/11/24
サイコパスやソシオパスと聞くと、猟奇的な殺人者や非道な犯罪者というイメージを持つ人が多いかもしれない。どちらも、反社会的人格をあらわした言葉で、サイコパスは先…
社会
2017/11/2
最近、「裁判傍聴」にハマる人が多いという。傍聴人を数多く集める裁判トップ3は、大事件(大きく報道されている事件)、有名人が被告人、下半身もの(売春防止法違反、強…
暮らし
2017/9/5
1995年、日本の一文字は「震」──まさに日本の東西に激震が走った1年だった。1月17日早朝、関西の日常を突如、一変させた「兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)」。そして…
文芸・カルチャー
2017/6/23
今やクリックひとつで何でも手元に届く便利な時代。では、クリックひとつで違法ドラッグや個人情報が買える、もしくは殺人依頼ができるとしたら?―― 「買えないものは何も…
社会
2016/9/30
はっきり言おう。 障害児は生きてはいけないのである。 障害児は殺されなければならないのである。 この、あまりに凄惨な文章の書き手は横田弘(1933~2013)。脳性マヒ(…
社会
2016/9/12
私が子どもの頃、となり町の静かな住宅街で凄惨な殺人事件があった。現場となった家の前には連日マスコミが詰めかけ大々的な報道合戦が繰り広げられていたが、時が経つに…
社会
2016/2/9
『プリティ・ガールズ』(カリン・スローター:著、堤朝子:訳/ハーパーコリンズ・ジャパン) 鮮やかな青と赤の表紙が印象的なハーパーBOOKSの新刊『プリティ・ガールズ』…
文芸・カルチャー
2015/12/4
『ネット私刑』(安田浩一/扶桑社) 凄惨な事件が起きるたびにネット上で行われる犯人探し。それは時に警察の捜査よりも素早く犯人を特定してしまうほどの情報能力を持つ…
社会
2015/8/17
『東大理系教授が考える 道徳のメカニズム』(鄭 雄一/ベストセラーズ) 世の中には、やって善いことと悪いことがある。社会が複雑化し、多様な価値観が入り交じる現代で…
社会
2015/6/11
『触法少女』(ヒキタクニオ/徳間書店) 腹を痛めて産んでも、子どもは生を受けたその瞬間からひとりの確固たる人間である。しかし、悲しいかな、言うことを聞かない子ど…
文芸・カルチャー
2015/6/5
『礼讃』(木嶋佳苗/KADOKAWA角川書店) ここ数年、ホリエモンの獄中メモなど、刑務所にいる受刑者の言葉が支援者の手によりブログ等で発信される機会が増えてきた。こと…
文芸・カルチャー
2015/3/26
『私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか~地下鉄サリン事件から15年目の告白~』(松本聡香/徳間書店) 地下鉄サリン事件からもうすぐ20年が経とうとしている。営…
社会
2015/3/9
『歌舞伎町ダムド』(誉田哲也/中央公論新社) 新宿・歌舞伎町は、おそらく日本で最も有名な繁華街である。深夜・早朝を問わずに眠る事を知らず、どんな時間帯でも異様な…
文芸・カルチャー
2014/10/6
著者は本書の冒頭に、長崎で起きた児童殺害事件と、佐世保で起きた小学児童の同級生殺害事件をあげる。事件を起こす少年・少女の年齢がどんどん下がり、同時にかぎりなく…
事件
2014/7/19
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深夜残業でクタクタ…。部屋に入った瞬間、くろべぇ布団に倒れ込み朝を迎える/ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話6 ⑥
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正体を知らずに王子がダンスに誘った女性は?/身に覚えのない理由で婚約破棄されましたけれど、仮面の下が醜いだなんて、一体誰が言ったのかしら?⑤
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10万部突破 養老孟司氏の集大成的1冊。変化し続ける世界をうまく生き抜く哲学本『ものがわかるということ』
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花澤香菜、小林千晃らでTVアニメ化『花野井くんと恋の病』。恋を知らない少女と愛が重いピュアな少年のラブストーリー