映画『風の谷のナウシカ』で腐海の底へと落ちた気を失ったナウシカは、意識を取り戻すと、まずキツネリスのテトに風の谷の子供たちが集めた餞別のチコの実を食べさせる。…
文芸・カルチャー
2024/3/9
世界で最も出生率が低い韓国では、「非婚主義」を公表する人々が少なからずいるといいます。『私の「結婚」について勝手に語らないでください。』(クァク・ミンジ:著、清…
暮らし
2024/3/1
言うことを聞かないわが子を感情的に叱ったとき、「自分が子どもだったときの親のような言い方をしてしまった…」と自己嫌悪に陥ることはないだろうか。親に感謝している人…
文芸・カルチャー
2024/2/29
「何でそんなことを?」と理解に苦しんだり、「何でわかってくれないの?」ともどかしい思いをしたり。どんなに自分は理解のある人間だと思っていても、このような経験は…
文芸・カルチャー
2023/12/22
1974年に東京国立博物館で開催された「モナ・リザ展」で、モナ・リザの絵に赤いスプレーを噴射して、逮捕・起訴された女性がいた。それが本書『凛として灯る』(現代書館…
文芸・カルチャー
2022/12/2
「格差」という言葉を嫌というほど聞くようになった。社会にはものすごくお金持ちの人と貧しい人がいて、その差が大きければ大きいほど「格差がある社会」つまりは「格差…
社会
2021/2/28
『令和GALSの社会学』(三原勇希、あっこゴリラ、長井優希乃/主婦の友社)は、「ギャル×社会学」という異色の組み合わせが目を引く1冊。だが、ここに詰め込まれているのは…
社会
2021/1/28
1976年から2016年まで連載された『こち亀』を通読すれば、その期間、すなわち昭和のラスト5分の1と平成の大半に存在した、日本社会の大衆文化、世相、政治経済すべてがキ…
マンガ
2020/10/17
効率化や合理化が進む今の社会で、非効率的・非合理的な物事は「悪」と同等にみなされる感がある。IoTの拡大やAIの進化により社会がますます便利になっていく中で、“人間…
社会
2020/8/11
「君は会社で身動きが取れないと感じているサイコパスだろうか? 自分は無力で、攻撃に曝されていると感じているだろうか? そのはずだ。何故ならこの時代は、君にとって…
社会
2020/2/15
「歴史にifはない」とは、よく聞く言葉だ。「もし織田信長が本能寺の変で死んでいなかったら」とか「もし日本が第二次世界大戦で勝っていたら」などと言ってみても、そう…
社会
2019/4/19
「怪我の功名」というように、ピンチが一転、チャンスになることがある。人生とは、つくづく何が起こるかわからないものだ。 『社会学史(講談社現代新書)』(講談社)の…
社会
2019/3/20
貧困や部落問題など、日本には様々な社会問題がある。そのニュースを目にする度、私たちは誰かと議論をしたりSNSで声をあげたりする。では、その問題を誰が調査して突き止…
社会
2019/2/22
「女って面倒くさい」と思ったことはないだろうか? または、誰かがそう言っているのを聞いたことはないだろうか? 世の中の「女は面倒くさい」論は、もはや定説となって…
ビジネス
2018/11/24
人は物事の解釈を自身の立場や文化などを通してしか行えない。ゆえに起きたことが同じでも、何が真実かは人によって違う。だから互いのバックグラウンドを理解し、自分と…
社会
2018/11/8
フェミニストとオタク。『フェミニストとオタクはなぜ相性が悪いのか 「性の商品化」と「表現の自由」を再考する』(香山リカ、北原みのり/イースト・プレス)は、フェミ…
社会
2018/1/26
「環境・社会問題に取り組んでいるオレ」「起業・ノマドワーカーなど、新しい働き方やライフスタイルを提案するワタシ」etc.大義を掲げる自分に陶酔し、SNSなどを使った自…
社会
2017/5/12
「環境・社会問題に取り組んでいるオレ」「起業・ノマドワーカーなど、新しい働き方やライフスタイルを提案するワタシ」etc.大義を掲げる自分に陶酔し、SNSなどを使った自…
社会
2017/5/11
国や自治体の支援で婚活ビジネスが拡大する一方、結婚しても3組に1組が離婚する時代。著名人の不倫騒動も後を絶たず、TVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』や『東京タラレ…
恋愛・結婚
2017/4/18
大学院でフィリピンパブで働くフィリピン人女性を研究していた『フィリピンパブ嬢の社会学』の著者・中島弘象さんは、取材で訪れたフィリピンパブでパブ嬢のミカと出会う…
海外
2017/4/18
「社会学」をご存じだろうか。社会学は知らなくても「パラサイト・シングル」や「婚活」は聞いたことがあるだろう。実はこの用語はある社会学者が考えたキーワードである…
社会
2016/11/17
恋愛、結婚、家族、コンプレックス……。私たちが日常的に抱える悩みのもとは様々だ。でも、個人的でデリケートなこれらの悩みを、さほど親しくない人に打ち明けたり、社会…
恋愛・結婚
2016/10/28
『断片的なものの社会学』(岸政彦/朝日出版社) もともと情報誌のライターをしていた直木賞作家の西加奈子が、自身が作家になった理由について、「喫茶店のお茶について“…
社会
2015/6/29
鈴木涼美さん 話題となった処女作『「AV女優」の社会学なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)に続き、幻冬舎plusの連載を加筆・修正した『身体を売ったらサヨウ…
文芸・カルチャー
2014/12/27
鈴木涼美さん ジャーナリズムも文学も、話題性が大事なことは言うまでもない。でも、世の中のメディアが一過性の話題性と損得でしか動かなくなったら、世界が今以上にチン…
文芸・カルチャー
2014/12/27
手相にも姓名判断にも予想されないような自分でいたい。私は私だけのオリジナルの私であって、誰であろうと、自分の思考やこれからの人生をピタリと当てることなどできな…
小説・エッセイ
2014/8/15
『キャバ嬢の社会学』(星海社) 19歳のとき、大澤真幸の『身体の比較社会学〈1〉』『身体の比較社会学〈2〉』(ともに勁草書房)に衝撃を受け、社会学に没頭したガリ勉女…
社会
2014/7/8
リブロ池袋本店にて3月7日、『おどろきの中国』刊行を記念して、著者の橋爪大三郎、大澤真幸、宮台真司のトークイベントがおこなわれる。現在存在感を増しつつある中国の…
文芸・カルチャー
2013/2/19
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チェルノブイリ原発事故から見る「被曝の恐ろしさ」。事故で日常を失った人々のその後をリアルに描いた実話集『チェルノブイリの祈り』
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かつて長者番付1位の清原達郎の投資ノウハウ。「株式投資は自分の失敗からどれだけ学んだか」と語る彼が、自身の知識を全てぶちまけた『わが投資術 市場は誰に微笑むか』
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打ち上げ代を毎回払ってくれる芸人は誰?お笑いライブ制作K-PROの児島気奈が語る、知られざる「お笑いの裏側」と「芸人の素顔」