『その世とこの世』(岩波書店)は、英国在住歴の長いライターのブレイディみかこ氏と詩人の谷川俊太郎氏による、1年半に及ぶ往復書簡を記録した本である。東京と英国ブラ…
文芸・カルチャー
2024/2/25
あなたは暮田真名を知っているだろうか。 暮田は1997年生まれ、いわゆるZ世代の川柳人である。2022年、川柳句集『ふりょの星』(左右社)で商業出版デビューを果たした。…
文芸・カルチャー
2024/1/26
「読売新聞」の人気投稿欄「こどもの詩」の50周年を記念して刊行された詩集『ことばのしっぽ』(中央公論新社)が、多くの反響を得てロングセラーとなっている。 こどもに…
文芸・カルチャー
PR2024/1/10
ひとりで感じる孤独より、誰かと一緒にいて感じる孤独のほうがつらい。かつて、一世を風靡した歌姫がそう歌っていたように、身近にいる人の心が遠く感じられたり、最愛の…
文芸・カルチャー
2022/10/17
すべての画像を見る(3件) 今年6月にシーズン2が配信された『全裸監督』など、ジャンルにとらわれず、表現を届けている俳優・山田孝之さん。自身初の詩集『心に憧れた頭…
文芸・カルチャー
2021/10/20
俳優・山田孝之さんが、雑誌『+act.(プラスアクト)』で13年にわたり綴ってきた、みずから“腐れポエム”と呼ぶ言葉の数々がついに1冊にまとまり、書籍化!全編を朗読した…
文芸・カルチャー
2021/10/20
猫を見ていると、呑気でいいなと思う。暖かいところと涼しいところを知っていて、好きな時に寝て、腹が減ったらエサを催促し、気が向いたらすり寄ってきて、せっかく買っ…
文芸・カルチャー
2020/8/22
手にとった瞬間から、これは、宝物のような本だと思った。なんて上質に作られた本なのだろう。この本は、誰かへの贈り物にもふさわしいし、それよりもまず、自分自身が、…
文芸・カルチャー
2019/11/9
2017年7月某日 何のために書いていけば、どうやって生きていけばいいかわからなくなってしまった。 インターネットで好きな人が結婚したという情報の片鱗を見つけて、「寂…
文芸・カルチャー
2019/10/15
独自のスタイルで紡いだ55編は、歌詞を書く手法に由来するスタイルのもの、エッセイや紀行文を彷彿させるものなど、様々な詩の世界を読む人に見せていく。心の奥の深いと…
エンタメ
2019/3/30
耳に馴染んだそのフレーズが、唇からこぼれたとき、メロディを奏でる言葉が、自分のなかを巡り、小さな宇宙を形づくるようにどんどん膨らんでいく。ASKAさんの紡ぐ歌詞は…
エンタメ
2019/3/29
心が傷ついたときやひとりになりたいときは、お気に入りの音楽に耳を傾けながら歌詞に浸りたくなるものだ。時には、心にそっと寄り添ってくれる処方箋のような詩に触れて…
文芸・カルチャー
2018/8/31
日本人で谷川俊太郎という偉大な詩人を知らない人はいないだろう。国語の教科書や童謡や絵本など、私たちの身近な日常に谷川氏の作品は寄り添っている。 『こんにちは』(…
文芸・カルチャー
2018/4/11
戦争を乗り越え、義理の両親のために懸命に働いた石垣りん氏。彼女の詩は力強く、現代の女性たちに深く突き刺さる。『石垣りん詩集(岩波文庫)』(伊藤比呂美:編/岩波書…
文芸・カルチャー
2018/4/8
ストレスが多い日々、ぜひ手にとってもらいたいのが星野富弘氏の『星野富弘詩画集カレンダー』(グロリアアーツ)です。 星野氏は、1970年に頸髄を損傷し、手足の自由を一…
暮らし
2017/11/17
俳人・堀本裕樹さんとショートショート作家・田丸雅智さんがコラボレーションした本『俳句でつくる小説工房』(堀本裕樹、田丸雅智/双葉社)が10月18日に刊行されました。…
文芸・カルチャー
2017/10/26
今年は最果タヒさんにとってデビュー十周年の年にあたる。詩に始まり、その後小説の世界にも表現世界を広げたタヒさんの言葉は、さまざまなジャンルの雑誌やブログやSNSな…
ピックアップ
2017/4/6
過去のきみは、きみの所有物ではない。十代の私のことを私は、一つも理解できていない。そう思っていなければあの頃の私があまりにかわいそうだ。懐かしさという言葉です…
文芸・カルチャー
2017/3/27
「共感されたくて文章を書いたことなんて一度もなかった」。こう語るのは、『きみの言い訳は最高の芸術』(河出書房新社)の著者であり、いま注目の詩人最果タヒ。今年の4…
文芸・カルチャー
2016/11/14
画家・下田昌克と、詩人・谷川俊太郎による書籍『恐竜がいた』が2016年9月15日(木)に発売される。また、発売を記念して9月22日(木)~10月2日(日)にはTOBICHI2で展覧…
エンタメ
2016/9/15
若者から絶大な支持を受け、ベストセラーとなっている最果タヒの詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』が、2017年春公開予定で映画化されることが決定。主演に俳優の石…
エンタメ
2016/8/8
ブルーの装丁デザインが印象的な詩集。その帯に作詞家、松本隆氏のコメントがある。 「心の葉脈が透けて見えるのは、最果タヒの瞳から放射される光線のせいだ」と。 気鋭…
文芸・カルチャー
2016/7/4
冒頭、編著者である詩人の小池昌代は、「恋のさまざま――はしがきにかえて」に書いている。 「恋歌を、読むのはだれか」 「今日も明日も、一見恋とは程遠い現実のなかで、…
文芸・カルチャー
2016/5/27
もし、あの時が最後だとわかっていたなら、私はあの人にどんな言葉をかけただろう…。大切な人、愛する人との突然の別れの時、これまでの接し方に後悔のない人は少ないので…
文芸・カルチャー
2016/2/27
平和への祈りを込めて語り継ぐ 日本を代表する映画女優・吉永小百合が、ライフワークとして四半世紀に渡って続けてきた原爆詩の朗読。朗読会は日本だけでなく海外でも開か…
エンタメ
2015/7/14
映画「ヒミズ」が世界的にも評価され、「新宿スワン」「リアル鬼ごっこ」「みんな!エスパーだよ!」と、怒涛のごとく映画を作り続ける鬼才・園子温(その しおん)。映画…
映画
2015/6/22
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