予約のとれない薬剤師が教える、血流を改善して病気を遠ざける健康法! 目指すべきは「血液サラサラ」ではなく「血流たっぷり」

健康・美容

2017/11/28

『血流がすべて解決する』(サンマーク出版)

 血液が健康を左右する? そんな画期的な本が今、女性を中心に話題となっています。『血流がすべて解決する』(サンマーク出版)は、今までにない、血液を「つくる・増やす・流す」ことに着目した書籍。Amazonの薬草・漢方ジャンルのベストセラー1位を獲得し、今までに20万部も販売。著者で漢方薬剤師の堀江昭佳さんは、TBS『ジョブチューン』などに出演し、大反響となりました。

 堀江さんの血液に注目した健康法の何がそんなに目新しいのか。それは、「血液がサラサラ」というような、流れだけではなく、血液の量を増やし、質を高めるという点です。

 漢方的には、日本人女性の約半数は血が足りないとみられています。これは健康診断で正常の範囲だった人にもみられます。血液が足りないとどうなるのか。

 まず疲れやすくなります。足りない血液を全身に巡らせるため、フラフラに。そして免疫力の低下、メンタルへのマイナス作用、さらにありとあらゆる婦人科系の疾患を引き起こす危険性があるのです。

■薬剤師の資格を持ち、不妊が専門

 血液を増やすだけで、婦人科系の悩みが消える? ちょっと疑った人に堀江さんをご紹介しましょう。堀江さんは、薬学部を卒業したれっきとした薬剤師です。けれども対症療法に偏った西洋医学に疑問を持ち、東洋医学・漢方の根本療法に魅力を感じ、方向転換しました。今まで、約5万件ものを受け、西洋医学では解決法のなかった、自律神経失調症や生理痛などの症状を改善してきました。

 数多い相談のなかでも、得意としているのは不妊の悩みです。病院での不妊治療がうまくいかなかった人も、堀江さんの漢方指導で子どもを授かった人という報告が毎日のように届くそうです。

■胃腸の弱さが血液不足の原因に

 ではなぜ日本人女性には血液が足りていないのでしょう。ひとつは血液を「つくる」ことができないから。理由は胃腸にあります。胃腸が弱ると栄養を十分に吸収できず、血液の原料が体に入ってこないからです。この血液をつくれない体質を漢方では「気虚」といいます。

 胃腸が弱いというと、やせて細い体形を思い浮かべるかもしれません。しかしいくらダイエットをしてもやせない太った人にも当てはまります。やせすぎた体形は、栄養をうまく吸収できないため。そして太ってやせられない人は、胃腸が弱いために代謝機能が落ちて、エネルギーがつくれていないのです。最近ダイエットがうまくいかない、体がむくむ、などという人は「気虚」に当てはまります。

■血を増やすには腸を休ませること

 血液を増やすには、どうすればいいのでしょう。胃腸の機能を回復させるのは、あなたの体と同じ。休ませることが大切です。

 今、人類はかつてないほどに食事を摂っています。けれど体は多食に適応していません。だから食事を摂るなら、腹八分目。そして可能なら1週間ほど、夕食断食を実践してみましょう。

 消化器官、特に腸は、食べ続けているとメンテナンスする時間がありません。腸に溜まった老廃物を処理するためにも、何も食べない時間をあえて設けるべきだと堀江さんはいいます。

 このほかにも、血液を増やす食べ物や食べ方、また生活リズムなど、女性が若々しくはつらつとするアドバイスを知りたい人は、ぜひ堀江さんの本を手に取ってみてください。

文=武藤徉子