意志が弱い人でも大丈夫! 100%目標達成できる方法

ビジネス

2018/2/22

『いつも目標達成できない人のための自分を動かす技術』(福山敦士/すばる舎)

「目標達成」という言葉を聞くと「でも、どうせ自分は意志が弱いしなあ……」と思ってしまう人も少なくないだろう。意気揚々とノルマを設定してみても、取りかかる頃にはなんだか面倒くさく、うやむやになってしまうこともしばしば。そんな自分が嫌になるけれど、今更やる気も出ないし…という悪循環は、社会人にはおなじみのことだろう。

『いつも目標達成できない人のための自分を動かす技術』(福山敦士/すばる舎)は、そんな“意志の弱い人”でも目標をなんなくクリアできるようになるヒントがちりばめられている。本稿では、上手な目標設定の仕方をいくつか紹介しよう。

・とにかく“目標を下げる”

 本書における大きなポイントと言えるのが「目標を下げる」ことだ。これにより「99.9%の人が目標を達成できるようになる」という。

 たとえば“1カ月で200万円を売り上げる”という目標がもともとある場合。それを1週間、1日単位の目標に落とし込んでみよう。「今日中に10件のアポリストを作る」という目標にすると、達成できる気にならないだろうか。これは「目標クリアの達成感を味わう」ことが目的。

「小さくても“目標を達成”した」という実感を得ることで、今後課題をクリアしていくクセがつくのだ。

・やることリストを細分化する

「資料を作る」という行動ひとつをとっても、それには「パワーポイントを開く」「過去の資料を探す」「ページ数をつける」といった様々な作業がある。そのような細かいタスクを書き出し、自分がそれと同じ動作を辿っていくだけで、ゴールに向かってどんな段階を踏めば良いか理解でき、以前にくらべて作業に取り組みやすくなるだろう。

・少しずつ「やることのレベル」を上げていく

 小さな目標を達成するクセがついてきたら、次は少しずつレベルを上げていこう。自分が設定した小さなノルマをクリアできるようになってきたら、今度は目標の数値を少しずつ上げていくのだ。「自分はこれまで目標を何度も達成してきた」という自信があるので、新たなノルマをクリアしていくことが楽しみに思えてくるだろう。

・上司と“約束”をしておく

 著者が会社員時代、トントン拍子で出世していく先輩にその秘訣を尋ねたことがあるという。すると、その先輩はいつも上司に「○○を達成したら階級を上げてください」と頼み込んでいたのだそうだ。著者もそれを真似してみたところ、自身も出世に成功したという。約束された出世を条件にがんばることで、いままでと同じ内容の仕事でも格段にモチベーションが上がるだろう。

 目標を持つといっても、設定の仕方や取り組み方にはその人にあった方法があるもの。大きな目標であればあるほど燃える人もいれば、小さな目標をステップにしたほうがやる気が出る人もいるはず。がむしゃらに進むのが好きな人もいれば、ひとつひとつ目に見える形でこなしていきたい人もいるだろう。

 重要なのは自分の“向き不向き”を理解すること。もしかしたらあなたが諦めてきたその目標は、ノルマを低くしたり細分化したりすることで実は叶えられることかもしれない。「いままで目標を達成できた覚えがないなあ」という方には、是非本書で自分にあったゴールへの道を模索してみてほしい。

文=女生徒