食事の最初に食べるだけ! ミシュラン2つ星シェフが実体験した“きゅうりダイエット”とは?

健康・美容

2018/7/17

『きゅうり食べるだけダイエット』(野﨑洋光/KADOKAWA)

 糖質制限ダイエットや置き換えダイエットなど、食事管理で行うダイエット法は数多くある。そんな中でも今話題となっているのが、ミシュラン2つ星の和食の名店「分とく山」総料理長である野﨑洋光氏が発見した「きゅうりダイエット」だ。数多くの芸能人にもうれしい効果を与えたこのダイエット法は『きゅうり食べるだけダイエット』(野﨑洋光/KADOKAWA)の中で詳しく紹介されている。本稿ではその内容を詳しく説明していこう。

■先に食べることで食べすぎを防ぐ「きゅうりダイエット」とは?

 きゅうりダイエットは、「食事の最初に必ずきゅうりを1~2本食べる」「一口入れたら最低でも20回ほどよく噛む」という、ふたつのルールを守るだけで効果が得られる。このダイエットはそもそも、人間ドックを受診して脂肪肝とコレステロール値が高いことを指摘された野﨑氏が痩せようと決意し、発見したものだ。野﨑氏の出身地・福島県がきゅうりの産地であったことから行われたきゅうりダイエットは、驚きの結果をもたらしてくれたのだそう。果たして、きゅうりダイエットで野﨑氏の身体はどのように変化していったのだろうか。

■「きゅうりダイエット」はなぜ痩せる?

 きゅうりには「世界一栄養価のない野菜としてギネス認定されている」という説がある。しかし、これには誤解があるようで実は、きゅうりは「Least calorific fruit」(世界一の低カロリーフルーツ)として登録されている食材である。さらに、きゅうりは“やせる成分”「ホスホリパーゼ」という脂肪分解酵素も持っていることが判明。きゅうりに含まれるホスホリパーゼは他の野菜やフルーツよりも脂肪分解力が強いため、有効活用させることができれば、よりダイエット効果が期待できる。では、ホスホリパーゼを有効活用するにはどんなポイントに気を付ければよいのか、チェックしてみよう。

■玉ねぎとの組み合わせレシピでおいしく効率的なダイエットを!

 ダイエットを成功させるには生のきゅうりをよく噛むことがポイントだが、同じ料理ばかり作っているとダイエットに嫌気が差してしまう。きゅうりダイエットを楽しく効率的に行うには、きゅうりをおいしく食べられるレシピをたくさん知っておくことも大切なのだ。そのため、本書には野﨑氏推奨のおいしくて簡単なレシピが多数掲載されている。血管をしなやかにし、脂肪の吸収を抑えてくれる玉ねぎは「きゅうりのおろし玉ねぎがけ」に。相性ばっちりなこのレシピはホスホリパーゼとのコラボによるWダイエット効果も期待できるそうなので、ぜひ真似してみてほしい。

■お酒のつまみにもなる! おかかとさきイカを使った超簡単レシピ

 ダイエット中でも、お酒好きな方はつまみになるようなレシピが知りたくなるかもしれない。そんな方にぜひとも作ってみてほしいのが、「きゅうりのおかかあえ」と「たたききゅうりのさきいかあえ」だ。旨みのもとであるおかかは、調味料なしでもきゅうりをおいしくしてくれ、減塩を助けてくれる。そして、さきいかを活かせば、料理が苦手な方でも口さみしさや小腹を満たせる一品が作れる。無理なくダイエットを続けるには、飽きがこないレシピを知っておくことも重要になるので、まずは、この2つのレシピを習得してみてはいかがだろうか。

■「きゅうりダイエット≠きゅうりばかりを食べること」

 きゅうりダイエットはきゅうりばかりを食べるダイエットではない。きゅうりをきっかけにして、野菜中心の食生活へと変えていくダイエット法なのだ。しかし、肉や揚げ物を好む方は野菜ばかりの食事に飢餓感を感じてしまうこともあるだろう。そんな悩みは野﨑氏が伝授する、無理なくダイエットを続けるための4ステップで解消していこう。「ゆで野菜を取り入れる」「具だくさんのみそ汁を加える」といったアドバイスはプロならではだ。また、本書には野﨑流のおいしく食べて痩せる調理のコツも解説されている。明日からすぐに取り入れられる4つのアドバイスは必見だ。

 本書にはきゅうりを使った簡単レシピだけでなく、ゆで野菜レシピや具だくさんのみそ汁レシピなどが全74品紹介されている。ダイエットはしたいけれど、食べたいものは我慢したくない…。そんな方こそ、ぜひ今年はきゅうりを存分に活用して理想的なボディを作ってみてほしい。

文=古川諭香