「今年はこんなマンガ作品が…!」2019年に発表された主要マンガ賞の受賞作をまとめました

マンガ・アニメ

2019/12/27

 2019年も間もなく終わり。今年もさまざまなマンガ作品が登場し、そして各マンガ賞の受賞作も発表されました。本稿では主要マンガ賞の受賞作をおさらいします!

講談社漫画賞

『五等分の花嫁』(春場ねぎ/講談社)
『きのう何食べた?』(よしながふみ/講談社)

 2019年に発表された第43回講談社漫画賞は、少年部門で「週刊少年マガジン」の人気作品『五等分の花嫁』と『不滅のあなたへ』がダブル受賞を果たしたほか、テレビドラマ化も話題になった少女部門の『パーフェクトワールド』、一般部門の『きのう何食べた?』など、名作ぞろい。また今年は、特別賞が『島耕作』シリーズと『はじめの一歩』の2作におくられたというのも納得です。

少年部門
『五等分の花嫁』(春場ねぎ/講談社)
『不滅のあなたへ』(大今良時/講談社)
少女部門
『パーフェクトワールド』(有賀リエ/講談社)
一般部門
きのう何食べた?』(よしながふみ/講談社)
講談社創業110周年特別賞
『島耕作』シリーズ(弘兼憲史/講談社)
『はじめの一歩』(森川ジョージ/講談社)

小学館漫画賞

『Dr.STONE』(稲垣理一郎:原作、Boichi:作画/集英社)
『素敵な彼氏』(河原和音/集英社)

 第64回小学館漫画賞は、文明崩壊から3700年後に目覚めた2人の高校生を描くSF作品『Dr.STONE』が少年部門で選ばれたほか、飄々としたキャラクターで読めない男・桐山くんと天然女子のラブストーリー『素敵な彼氏』が少女部門を受賞。一般向け部門では、『響~小説家になる方法~』、『健康で文化的な最低限度の生活』の、映像化も果たした2作が受賞しています。

児童向け部門
『12歳。』(まいた菜穂/小学館)
少年部門
Dr.STONE』(稲垣理一郎:原作、Boichi:作画/集英社)
少女部門
素敵な彼氏』(河原和音/集英社)
一般部門
響~小説家になる方法~』(柳本光晴/小学館)
健康で文化的な最低限度の生活』(柏木ハルコ/小学館)

全国書店員が選んだおすすめコミック

『呪術廻戦』(芥見下々/集英社)
『極主夫道』(おおのこうすけ/新潮社)

 その名の通り、全国の書店員さんの「読んでほしい」という思いのもと、選ばれたコミックがこちら。2019年の第1位は、『呪術廻戦』。類稀な身体能力を持つ高校生が主人公のダークファンタジーです。そして第2位は、元・最凶ヤクザが専業主夫に転身をする『極主夫道』、第3位が圧倒的な演技の才能を持つ少女の物語『アクタージュ act-age』となっています。

第1位
『呪術廻戦』(芥見下々/集英社)
第2位
極主夫道』(おおのこうすけ/新潮社)
第3位
『アクタージュ act-age』(マツキタツヤ:原作、宇佐崎しろ:漫画/集英社)
第4位
『地獄楽』(賀来ゆうじ/集英社)
第5位
『終末のワルキューレ』(アジチカ、梅村真也、フクイタクミ/ノース・スターズ・ピクチャーズ)

マンガ大賞2019

『彼方のアストラ』(篠原健太/集英社)

 マンガ大賞2019の大賞は、全5巻で完結済みの『彼方のアストラ』。西暦2063年の近未来に、9人の高校生グループが近くの惑星にキャンプに出かけて危機に直面する、近未来SFサバイバルストーリー。普段SFになじみがない人でも読みやすい、ギャグ要素や謎要素も受賞理由に違いありません。

大賞
彼方のアストラ』(篠原健太/集英社)
第2位
ミステリと言う勿れ』(田村由美/小学館)
第3位
ブルーピリオド』(山口つばさ/講談社)
第4位
違国日記』(ヤマシタトモコ/祥伝社)
第5位
『サザンと彗星の少女』(赤瀬由里子/リイド社)

このマンガがすごい!2020

『SPY×FAMILY』(遠藤達哉/集英社)
『さよならミニスカート』(牧野あおい/集英社)

 2019年12月に発表されたばかりの「このマンガがすごい!2020」。オトコ編第1位には、『SPY×FAMILY』が輝きました。任務のため「偽装家族」をつくったエリートスパイが結婚した女性は凄腕の殺し屋、そして孤児院から引き取った子どもは超能力者、という展開の読めないホームコメディです。オンナ編の第1位は、女子で唯一“スラックス”で通学する元アイドルの仁那が主人公の『さよならミニスカート』でした。

オトコ編
第1位『SPY×FAMILY』(遠藤達哉/集英社)
第2位『ロボ・サピエンス前史』(島田虎之介/講談社)
第3位『僕の心のヤバイやつ』(桜井のりお/秋田書店)
オンナ編
第1位『さよならミニスカート』(牧野あおい/集英社)
第2位『夢中さ、きみに。』(和山やま/KADOKAWA)
第3位『あした死ぬには、』(雁須磨子/太田出版)

次にくるマンガ大賞 2019

『SPY×FAMILY』(遠藤達哉/集英社)
『薬屋のひとりごと』(日向夏:原作、ねこクラゲ:作画、七緒一綺:構成、しのとうこ:キャラクター原案/スクウェア・エニックス)

 これからブレイクしそうなマンガにおくられる「次にくるマンガ大賞」。2019年は、「このマンガがすごい!2020」のオトコ編第1位にもなった『SPY×FAMILY』がWebマンガ部門の第1位に選ばれ、コミックス部門の第1位は『薬屋のひとりごと』が受賞! 『薬屋のひとりごと』は原作のライトノベルも大人気の痛快ミステリー。中華王朝風の架空の国の後宮に、人さらいによって連れてこられてしまった主人公が、薬師のキャリアをいかし、後宮内で起こる事件を解決していくさまは爽快です。

Webマンガ部門
第1位『SPY×FAMILY』(遠藤達哉/集英社)
第2位『村井の恋』(島順太/KADOKAWA)
第3位『腸よ鼻よ』(島袋全優/KADOKAWA)
コミックス部門
第1位『薬屋のひとりごと』(日向夏:原作、ねこクラゲ:作画、七緒一綺:構成、しのとうこ:キャラクター原案/スクウェア・エニックス)
第2位『チェンソーマン』(藤本タツキ/集英社)
第3位『神クズ☆アイドル』(いそふらぼん肘樹/一迅社)

 年末年始休みを利用して、ぜひ気になった受賞作品をチェックしてみて。さらには来年の受賞作品予想にもチャレンジしては?