著者/谷川俊太郎
制作/株式会社ナナロク社、
面白法人カヤック、
株式会社リアルコーヒーエンタテインメント
※現在閲覧可能な端末:iPhone、iPad 互換
「正直、嫉妬するくらいにいいと思った。Twitter 上にそれぞれの呟きが流れていくように、谷川さんの文章が川を流れていく。そしてその中で自分の気に入ったものだけを拾い上げていくという感触が、詩の雰囲気も含めて、アプリの特性と完全に一致している。自分もアプリ製作者なので、アプリを評価する際はちょっとだけ意地悪を言いたくなるのだけど、でも、これは完璧」(森川)。「メニュー画面となる川に、各作品のタイトルではなく、それぞれの印象深いフレーズが流れてくる。その点に、紙媒体とは異なる「デジタル・デバイス上の詩」を成立させる意気込みを感じた。フレーズと詩全体の印象が必ずしも一致しないことが、読む者にいい意味での驚きと発見を与えてくれるのも、階層性を持った電子書籍ならではの仕掛け」(市川)