トイレ周りをきれいにしたかっただけなのに! 愛猫の“床うんこブーム”が終わるまでの苦労【著者インタビュー】
公開日:2026/4/11

こんなに爆笑できて、リアルな猫飼いの暮らしが伝わってくる作品は他にない――。『鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!』(鴻池剛/KADOKAWA)は世の猫飼いを、そう唸らせる人気猫コミックエッセイだ。
作者・鴻池剛さんが最初に迎えたのは、あまり懐かず自由気ままな性格の猫・ぽんた。予測できない行動に驚き、振り回される猫ライフが始まった。数年後、鴻池さんは病気の子猫・アルフレッドを拾ったことから、多頭飼いに。甘えん坊な性格のアルフレッドは、あっという間にぽんた顔負けのやんちゃ猫に成長していった。
本シリーズでは、マイペースな2匹に振り回される日常が赤裸々に描かれている。鴻池さんの“飾らない猫との暮らし”に世の猫飼いは笑い、自身の日常を重ね合わせ、猫という生き物への愛しさがより募るのだ。そんな人気シリーズの新刊が今年2月、8年ぶりに発売! 今作に込めた思いや見どころ、2匹の愛猫たちとのリアルな日常を鴻池さんに伺った。
――鴻池さんはこれまでに愛猫と引っ越しされた経験があり、最新刊でも引っ越しエピソードを描いています。実際に猫との引っ越しを経験されてみて、どんなことを感じましたか?
鴻池剛さん(以下、鴻池):これに関しては、ぜひ4巻を読んでください! いきすぎた配慮は徒労です!
――最新刊では、トイレからうんちを蹴とばすアルフレッドくんを見て屋根付きのトイレに変更したところ、床でうんちをするようになってしまったエピソードも印象的でした。“床うんこブーム”が続いた数日間は、どんな気持ちだったのでしょうか。
鴻池:ロボット掃除機を買おうかなって考えたんですが、排泄物まみれの床を走るロボット掃除機は果たして部屋をきれいにするのか、汚して回るのか考えてしまって…。多分、後者だと思ったので、買うのはやめました。
――“床うんこブーム”は突然終わったそうですね。その時は、どういう気持ちになりましたか。
鴻池:初めのうちは「まだ床でするかも」と警戒していました。その後も何度かちゃんとトイレでしてくれて、初めて「よかった」と安心できました。なんだか、切れ痔が治っていく様に似てました(笑)。
取材・文=古川論香
