ねこ飼いなら激しく共感必至! 白雪姫は“ねこ吸い”中? そりゃ起きられないワケだ【書評】
更新日:2026/6/30

特別なことを何かするわけじゃないけれど、存在だけでもうカワイイねこに、ニマニマほっこりする『よっ!ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)。名作にねこを掛け合わせた癒やしのねこ漫画だ。
「不思議の国のアリス」は、人間の言葉を話す白いうさぎを追いかけて穴に落ちてしまったアリスが、奇妙な体験をする物語だ。
体が大きくなったり小さくなったりするケーキを食べたり、自分の体と同じくらいのイモムシと出会ったりと、摩訶不思議な世界に迷い込んでしまう。しかし、アリスがねこだったら…?
はたまた、毒リンゴを食べ眠ってしまった白雪姫の元へやって来た王子様が、ねこだったら。もしくは、同じく眠っている白雪姫の元に、(人間の)王子様がやって来る。だが白雪姫の顔の上に、ねこがいたら…(いわゆる「ねこ吸い」という状態)、果たして白雪姫は目覚めることができるのか…!?
ねこ飼いなら「そうそう、ねこってこういうことするよね!」と、激しく共感できる「ねこあるある」も、ふんだんに織り込まれている本作。
愛くるしくて、ふてぶてしいねこちゃんたちに、クスッと笑えて癒やされるので、ちょっとお疲れ気味な方にもオススメしたい。心地よい安眠へ誘ってくれることもあるだろう(ねこ吸いがしたくなって眠れなくなるかもしれないが…)。
文=雨野裾
